Anuja Bharat Mistry Granth Vanaik
[14日 ロイター] - 米ディスカウント小売り大手ダラー・ゼネラルは14日、消費者が衣料品やインテリア用品などよりも、利幅の薄い生活必需品を優先的に購入する中で、収益が圧迫されると警告した。
ケリー・ディルツ最高財務責任者(CFO)は「インフレが当社顧客に影を落とし続けており、販売品目の構成は今年も利益率にとって逆風になる」と述べた。今年はセールの値引き幅も拡大しそうだという。
一方で同社のプライベートブランド拡充戦略はより多くの買い物客の呼び込みに貢献している面もある。
こうした中で11─1月期の純売上高は98億6000万ドル、1株利益は1.83ドルと、いずれも市場予想を超えた。
通期の売上高伸び率見通しは6.0─6.7%、1株利益見通しは6.80─7.55ドル。市場予想は4.4%と7.55ドルだった。
ダラー・ゼネラルは今年中に800店の新規開店と1500店の改装を進める方針。現在は2万店弱を運営している。