2日のマザーズ指数は5日ぶりの反落となった。
前日の米国市場において、トランプ大統領が中国からの輸入品3000億ドル相当に9月1日より10%の追加関税を課す計画を表明し、米中摩擦激化への懸念が再燃。
個人投資家のセンチメントも悪化したことから、マザーズ市場にも朝方より売りが先行した。
また、円相場が一時1ドル=106円台を付けるなど強含むなか、日経平均が後場に節目の21000円を割り込むと、マザーズ市場の時価総額上位銘柄も揃って売り込まれる場面があった。
大引けにかけては、米雇用統計などを控え、次第に様子見ムードの強まる展開になった。
なお、売買代金は概算で634.93億円。
騰落数は、値上がり53銘柄、値下がり232銘柄、変わらず9銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、テラプローブ (T:6627)が9%安とトップになったほか、TDSE (T:7046)やエンバイオHD (T:6092)などがそれに続いた。
売買代金上位では、インパクトホールディングス (T:6067)、そーせい (T:4565)、メルカリ (T:4385)、HEROZ (T:4382)、アンジェス (T:4563)が軟調。
一方で、バンクオブイノベ (T:4393)が16%高になったほか、ブシロード (T:7803)、ALBERT (T:3906)、ロゼッタ (T:6182)はしっかり。