本日のマザーズ先物は反発が予想される。
4日の米国市場はダウが159.42ドル安の28133.31ドル、ナスダックは144.966ポイント安の11313.135ポイントとなった。
8月雇用統計が予想を上回り上昇して始まった。
しかし、ペンス副大統領がパンデミック救済策の合意なくとも政府機関閉鎖は回避することで、民主党と政府は合意するとの報道で期待感が後退し下落に転じた。
さらに、ハイテク株の下げが加速すると、安値を試す展開となった。
その後は、下落の行き過ぎを受けた押し目買いが入り、引けにかけては下げ幅を縮小する荒い展開となった。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは続落した。
本日のマザーズ先物は、下げ止まりした米国市場や、堅調に推移したナイトセッションの流れを引き継ぎ反発が予想される。
時価総額上位のメルカリ (T:4385)は購入者に商品の欠陥などリコール情報を通知できる仕組みを始めると、日本経済新聞が報じている。
このことは、同社の信頼を高め、投資家の思惑を集めるとの見方から、マザーズ先物に寄与することが期待される。
また、釧路市と芦別市で住民票の取得でキャッシュレス決済が導入され注目が集まっていると日本経済新聞が報じており、キャッシュレス関連銘柄への注目が高まり、相場の下支え要因となることが予想される。
本日の上値のメドは1160.0pt、下値のメドは1073.0ptとする。