■今後の見通し
2017年12月期通期についてピクスタ (T:3416)は、売上高2,413百万円(前期比37.3%増)、営業利益48百万円(同68.6%減)、経常利益47百万円(同69.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4百万円(同96.0%減)と増収減益を予想している。
これらの業績予想値は2017年2月24日の修正予想から変更はない。
前述のように、2017年12月期は成長のための投資の1年ということで、増収ながら大幅減益の予想となっている。
利益額は投資の進捗次第で上下に変動可能性がある。
投資家の立場としては、今通期ベースにおいても、利益の数値よりもKPIの動きとそれに伴う売上高の動きに注目すべきだろう。
KPIの具体的なものとして、国内事業ではPIXTAにおける素材点数、定額制売上高、単品購入の月間累積数、fotowaの撮影件数などが挙げられる。
海外事業では言うまでもなく韓国版PIXTAに関わるもので、素材点数やダウンロード数、ユーザー数などをトラックしていきたい。
また、台湾・タイの両拠点においてもマーケティングとローカルコンテンツの調達を強化するとしており、その進捗も注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
2017年12月期通期についてピクスタ (T:3416)は、売上高2,413百万円(前期比37.3%増)、営業利益48百万円(同68.6%減)、経常利益47百万円(同69.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4百万円(同96.0%減)と増収減益を予想している。
これらの業績予想値は2017年2月24日の修正予想から変更はない。
前述のように、2017年12月期は成長のための投資の1年ということで、増収ながら大幅減益の予想となっている。
利益額は投資の進捗次第で上下に変動可能性がある。
投資家の立場としては、今通期ベースにおいても、利益の数値よりもKPIの動きとそれに伴う売上高の動きに注目すべきだろう。
KPIの具体的なものとして、国内事業ではPIXTAにおける素材点数、定額制売上高、単品購入の月間累積数、fotowaの撮影件数などが挙げられる。
海外事業では言うまでもなく韓国版PIXTAに関わるもので、素材点数やダウンロード数、ユーザー数などをトラックしていきたい。
また、台湾・タイの両拠点においてもマーケティングとローカルコンテンツの調達を強化するとしており、その進捗も注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)