■今後の見通し
1. 2017年12月期の業績見通し
サイバーリンクス (T:3683)の2017年12月期通期の業績は、売上高で前期比5.3%増の9,800百万円、営業利益で同4.9%増の611百万円、経常利益で同8.8%増の640百万円、当期純利益で同15.9%増の387百万円と予想されている。
上期の実績は前年同期比で減益となったが、当初予想の範囲内であったことから、通期の予想も期初と変わっていない。
また経常利益は前期比8.8%増の予想だが、のれん代償却を含めた償却前経常利益は、同23.5%増と高い増益率が見込まれている。
ITクラウド事業では、2016年12月期のM&Aの効果や@rmsの次期バージョンのリリースなどによって全体では増収増益を見込んでいる。
一方、モバイルネットワーク事業は下期にiPhone 8などの新商材が投入される見込みであるが、通期見通しについては据え置いている。
市場環境が依然として不透明であることから、かなり控え目の予想となっているようだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
1. 2017年12月期の業績見通し
サイバーリンクス (T:3683)の2017年12月期通期の業績は、売上高で前期比5.3%増の9,800百万円、営業利益で同4.9%増の611百万円、経常利益で同8.8%増の640百万円、当期純利益で同15.9%増の387百万円と予想されている。
上期の実績は前年同期比で減益となったが、当初予想の範囲内であったことから、通期の予想も期初と変わっていない。
また経常利益は前期比8.8%増の予想だが、のれん代償却を含めた償却前経常利益は、同23.5%増と高い増益率が見込まれている。
ITクラウド事業では、2016年12月期のM&Aの効果や@rmsの次期バージョンのリリースなどによって全体では増収増益を見込んでいる。
一方、モバイルネットワーク事業は下期にiPhone 8などの新商材が投入される見込みであるが、通期見通しについては据え置いている。
市場環境が依然として不透明であることから、かなり控え目の予想となっているようだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)