サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

2日の香港市場概況:ハンセン指数は下落、海外動向の不透明感が嫌気される

発行済 2015-06-02 18:42
更新済 2015-06-02 19:00
2日の香港市場概況:ハンセン指数は下落、海外動向の不透明感が嫌気される
2日の香港市場は値下がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比130.44ポイント(0.47%)安の27466.72ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が97.82ポイント(0.68%)安の14201.63ポイントと、そろって反落した。
売買代金は1464億8800万香港ドルと連日で縮小している(1日は1648億4200万香港ドル)。
前日に急伸した反動で、売りが先行する流れ。
中国本土に特段の悪材料は現時点で見受けられないものの、海外動向の不透明感が重しになった。
ギリシャ向けIMF融資が今週5日に返済期限を迎えることなどが気がかり材料。
香港ドルレートが米ドルに対して急落したことも重し。
域内への資金流入期待が後退している。
香港市場の商いがやや細った(1日は1648億4200万香港ドル、5月29日は2047億6800万香港ドル)ことも、投資家の不安感を強めさせた。
ハンセン指数の構成銘柄では、香港最大手商社の利豊(494/HK)が5.9%安と下げが目立つ。
大手ブローカーの投資判断引き下げが引き続き嫌気され、続落している。
前日に買われた本土系保険株も売られる。
中国人寿保険(2628/HK)が1.8%安で引けた。
インフラ関連の銘柄群もさえない。
ゼネコン株の中国鉄建(1186/HK)が2.1%安、中国中鉄(390/HK)が1.8%安、電力設備株の上海電気集団(2727/HK)が2.8%安、東方電気(1072/HK)が1.9%安と値を下げた。
半面、石炭株は逆行高。
中国中煤能源(1898/HK)が3.1%高、中国神華能源(1088/HK)が2.1%高と値を上げた。
発電用石炭価格の主要指標「環渤海動力煤価格指数(BSPI)」が先週、20週ぶりに下げ止まり、石炭市況に底打ち感が出てきたことを好感している。
【亜州IR】

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます