🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

NYの視点:FOMC、B/S縮小へ、リセッション警戒感も

発行済 2017-09-19 07:38
更新済 2017-09-19 08:00
NYの視点:FOMC、B/S縮小へ、リセッション警戒感も
米連邦準備制度理事会(FRB)は19日から20日の2日間にかけて、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。
3月、6月に利上げを実施後、FRBはこの会合で、政策金利を据え置くと見られている。
一方で、4.5兆ドルに膨れ上がった保有資産の縮小を開始する計画を発表する見込み。
FRBのみならず、世界の中央銀行の中で、この規模でのバランスシートの縮小は初の試みとなる。


FRBは過去に6回バランスシートの縮小を行っている。
リサーチ会社、MKMパートナーの調べによると、そのうち、5回は最終的に米国経済が景気後退に陥ったと警告している。
1921−1922年、1928−1930年、1937年、1941年、1948−1950年、2000年の6回。
また、FRBが長期間かけて利上げをした場合、最近13回の引き締めサイクルのうち、10回は景気後退に陥ったことも明らかにしている。


バランスシートの拡大を開始して以降、FRBは規模を維持するために満期がきた証券の再投資を行ってきた。
9月に発表されると見られる計画では、FRBは満期が来た一定額の規模の証券の再投資を控えると見られる。
目標規模は少額から始め、500憶ドル規模を上限とし、四半期ごとに増額させていくと見られている。
現在の市場の予想では、FRBはバランスシートが2兆ドル、あるいは2.5兆ドル規模に戻るまで、4,5年かけて資産を縮小していくと見ている。


イエレンFRB議長をはじめ、ほとんどのFOMCメンバーが、バランスシートの縮小が市場に与える影響は最小限にとどまるとしている。
しかし、利上げと前代未聞の規模でのバランスシート縮小という2重の引き締めで、下半期の市場が果たして現状のように低い変動率を維持するように混乱なく終了するかどうかに懐疑的な見方も少なくない。



最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます