■NY株式:ダウは82ドル安、欧州債利回りの上昇を受けた欧州株安を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :17766.55 終値 :5021.63
前日比:-82.91 前日比:-46.83
始値 :17849.46 始値 :5066.65
高値 :17852.35 高値 :5069.00
安値 :17760.61 安値 :5014.06
8日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は82.91ドル安の17766.55、ナスダックは46.83ポイント安の5021.63で取引を終了した。
先週の雇用統計を受けた早期利上げへの懸念が根強く、売りが先行。
ギリシャ金融支援を巡る交渉に進展がない中、欧州債利回りの上昇を受けて欧州株がほぼ全面安となったことが嫌気され、終日軟調推移となった。
中国の5月貿易収支で輸入が予想を大幅に下振れたことや原油相場が下落したことも上値を抑えた。
セクター別では、電気通信サービスや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で運輸や半導体・半導体製造装置が下落した。
航空大手のデルタ・エアラインズ(DAL)やアメリカン航空(AAL)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落。
ファストフードのマクドナルド(MCD)は5月既存店売上高が嫌気され、売られた。
一方で、大手行のドイツ銀行(DB)は、共同最高経営責任者(CEO)2人の交代が報じられ、上昇。
種子メーカーのモンサント(MON)は、スイスの同業シンジェンタ(SYT)への買収提案が再び拒否されたことで買われた。
携帯端末のアップル(AAPL)は、本日より開催された開発者向けイベント「WWDC2015」で、携帯端末向け次期基本ソフト「iOS9」や定額制音楽配信サービス「AppleMusic」を発表した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円29銭、ドル独歩高への警戒感は払拭せず 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、125円38銭から124円29銭まで下落し、124円49銭で引けた。
米5月労働市場情勢指数が3か月ぶりのプラスに改善したためドル買いが一時優勢となった。
G7後の会見でオバマ米大統領は改めて「強いドルが問題だとは言っていない」と表明したものの、ドル独歩高への警戒感は払拭せず米国の債券利回りの低下に伴いドル売りが加速。
ユーロ・ドルは、1.1155ドルから1.1307ドルまで上昇し1.1292ドルで引けた。
予想外の選挙結果を受けた政局不安でトルコリラ売りに絡んだユーロ買いが目立ったほか、ノワイエ仏銀総裁の発言「ギリシャのユーロ離脱はユーロ圏の不安定要因とはならない」などにロンドンフィキャシングに向けてユーロ買いが強まった。
ユーロ・円は、139円74銭から140円73銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.5247ドルから1.5364ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9382フランから0.9256フランまで下落した。
■NY原油:反落で58.14ドル、OPEC、イラン、中国をめぐる需給思惑で売り NY原油は反落(NYMEX原油7月限終値:58.14↓0.99)。
58.90ドルから57.86ドルまで下落した。
石油輸出国機構(OPEC)が前週末に、生産目標の現状維持(日量3千万バレル)を決定したこと。
また、イランが(制裁解除の際には)生産量を拡大する意欲をみせていることなどが、引き続き売り圧力になったもよう。
さらに、8日発表の中国の5月貿易統計で、輸出が前年比マイナスを継続。
とりわけ輸入が一段と落ち込んで、原油輸入も減少したことから、大口需要減退への懸念も強まり、売りにつながった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.07ドル -0.125ドル(-0.73%) モルガン・スタンレー(MS) 39.09ドル -0.210ドル(-0.53%) ゴールドマン・サックス(GS)209.65ドル -0.800ドル(-0.38%) インテル(INTC) 31.30ドル -0.540ドル(-1.70%) アップル(AAPL) 127.80ドル -0.850ドル(-0.66%) グーグル(GOOG) 526.83ドル -6.500ドル(-1.22%) フェイスブック(FB) 80.67ドル -1.470ドル(-1.79%) キャタピラー(CAT) 86.13ドル +0.075ドル(+0.09%) アルコア(AA) 12.25ドル -0.175ドル(-1.41%) ウォルマート(WMT) 72.62ドル -0.440ドル(-0.60%) スプリント(S) 4.50ドル +0.080ドル(+1.81%)
ダウ平均は82.91ドル安の17766.55、ナスダックは46.83ポイント安の5021.63で取引を終了した。
先週の雇用統計を受けた早期利上げへの懸念が根強く、売りが先行。
ギリシャ金融支援を巡る交渉に進展がない中、欧州債利回りの上昇を受けて欧州株がほぼ全面安となったことが嫌気され、終日軟調推移となった。
中国の5月貿易収支で輸入が予想を大幅に下振れたことや原油相場が下落したことも上値を抑えた。
セクター別では、電気通信サービスや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で運輸や半導体・半導体製造装置が下落した。
航空大手のデルタ・エアラインズ(DAL)やアメリカン航空(AAL)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落。
ファストフードのマクドナルド(MCD)は5月既存店売上高が嫌気され、売られた。
一方で、大手行のドイツ銀行(DB)は、共同最高経営責任者(CEO)2人の交代が報じられ、上昇。
種子メーカーのモンサント(MON)は、スイスの同業シンジェンタ(SYT)への買収提案が再び拒否されたことで買われた。
携帯端末のアップル(AAPL)は、本日より開催された開発者向けイベント「WWDC2015」で、携帯端末向け次期基本ソフト「iOS9」や定額制音楽配信サービス「AppleMusic」を発表した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円29銭、ドル独歩高への警戒感は払拭せず 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、125円38銭から124円29銭まで下落し、124円49銭で引けた。
米5月労働市場情勢指数が3か月ぶりのプラスに改善したためドル買いが一時優勢となった。
G7後の会見でオバマ米大統領は改めて「強いドルが問題だとは言っていない」と表明したものの、ドル独歩高への警戒感は払拭せず米国の債券利回りの低下に伴いドル売りが加速。
ユーロ・ドルは、1.1155ドルから1.1307ドルまで上昇し1.1292ドルで引けた。
予想外の選挙結果を受けた政局不安でトルコリラ売りに絡んだユーロ買いが目立ったほか、ノワイエ仏銀総裁の発言「ギリシャのユーロ離脱はユーロ圏の不安定要因とはならない」などにロンドンフィキャシングに向けてユーロ買いが強まった。
ユーロ・円は、139円74銭から140円73銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.5247ドルから1.5364ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9382フランから0.9256フランまで下落した。
■NY原油:反落で58.14ドル、OPEC、イラン、中国をめぐる需給思惑で売り NY原油は反落(NYMEX原油7月限終値:58.14↓0.99)。
58.90ドルから57.86ドルまで下落した。
石油輸出国機構(OPEC)が前週末に、生産目標の現状維持(日量3千万バレル)を決定したこと。
また、イランが(制裁解除の際には)生産量を拡大する意欲をみせていることなどが、引き続き売り圧力になったもよう。
さらに、8日発表の中国の5月貿易統計で、輸出が前年比マイナスを継続。
とりわけ輸入が一段と落ち込んで、原油輸入も減少したことから、大口需要減退への懸念も強まり、売りにつながった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.07ドル -0.125ドル(-0.73%) モルガン・スタンレー(MS) 39.09ドル -0.210ドル(-0.53%) ゴールドマン・サックス(GS)209.65ドル -0.800ドル(-0.38%) インテル(INTC) 31.30ドル -0.540ドル(-1.70%) アップル(AAPL) 127.80ドル -0.850ドル(-0.66%) グーグル(GOOG) 526.83ドル -6.500ドル(-1.22%) フェイスブック(FB) 80.67ドル -1.470ドル(-1.79%) キャタピラー(CAT) 86.13ドル +0.075ドル(+0.09%) アルコア(AA) 12.25ドル -0.175ドル(-1.41%) ウォルマート(WMT) 72.62ドル -0.440ドル(-0.60%) スプリント(S) 4.50ドル +0.080ドル(+1.81%)