*この記事は28日に配信しました。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5201.56(+45.72)
前営業日終値 5155.84(+46.44)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5951.17(+38.59)
前営業日終値 5912.58(+13.08)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3507.44(+32.41)
前営業日終値 3475.03(+24.84)
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<ロンドン株式市場> 通信などのディフェンシブ銘柄に買いが入り、続伸して終了。
ただ米経済が再びリセッション(景気後退)に陥るとの懸念から商いは薄かった。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長はこの日、米ワイオミング州のジャクソ
ンホールで行った講演で、米国の景気回復の勢いは予想よりも弱まったと述べ、FRBは
必要に応じて追加策を導入する準備ができているとの立場を示した。
また、米商務省は同日、第2・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値(季節調整済
み)が年率換算で前期比1.6%増となったと発表、速報値の2.4%増から下方修正し
た。
この日は通信関連株に買いが入り、携帯電話大手ボーダフォン・グループ
2.8%高、通信大手ケーブル・アンド・ワイヤレス・ワールドワイド(C&WW)
また金価格
昇した。
一方、タロー・オイル
が却下したとの報道が嫌気された。
<欧州株式市場> 続伸して終了。通信株や他のディフェンシブ銘柄に買いが入った。
一方、第2・四半期の米実質国内総生産(GDP)改定値(季節調整済み)が下方修正さ
れたことなどを背景に景気腰折れ懸念が強まり、FTSEユーロファースト300種指数
は週間ベースで上昇する勢いを得られなかった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は5.98ポイント(0.59%)
高の1026.25。週間ベースでは0.3%安と、3週連続で下落した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は23.46ポイント(0.9%)高の
2630.35。
ファンドマネジャーSVM(エディンバラ)のマネジングディレクター、コリン・マク
リーン氏は「大量売り後の反発に過ぎず、(株価上昇の)根拠はない」と述べた。また「
このところ、欧米株式市場で買いがディフェンシブ銘柄に向かう傾向が出ていた」と指摘
した。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長はこの日、ワイオミング州ジャクソンホ
ールでの会合で講演し、景気回復の勢いは予想よりも弱まったと述べ、必要に応じ一段の
景気刺激策を講じる用意があるとの認識を示した。
通信株が堅調。ボーダフォン・グループ
公共株も買い優勢。ドラックス・グループ
ナル・グリッド
個別銘柄では、液体貨物を扱うヴォパック
益が21%増加したほか、2010年以降の業績見通しを引き上げた。
エアバス
入業者に対し、ワイドボディ旅客機「A350」の2013─15年の製造数を削減する
方針を示した。
[東京 28日 ロイター]