NY金は反落(COMEX金8月限終値:1214.70↓2.80)。
1222.30ドルを高値に、1208.20ドルまで下落した。
通常取引開始直後は、原油安、欧州株安、米株下落スタート、ドル安(特に対円)を受けて、安全資産としての需要や割安感からの金の買いが優勢であった。
しかし、その後、米国の5月ISM製造業景況指数の上振れ上昇を受けてドルが下げ止まり、次いで、NY原油先物、米株が下落幅を縮小したことから、金の売りが優勢になった。
また、通常取引終了後に予定される米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表に対する警戒感も売り圧力になったとみられる。