ギグワークス (T:2375)は28日、2019年10月期第3四半期(18年11月-19年7月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比9.4%増の130.51億円、営業利益が同43.2%増の6.09億円、経常利益が同43.1%増の6.34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.2%増の3.33億円となった。
BPO事業の売上高は前年同期比7.5%増の116.38億円、セグメント利益は同17.6%増の11.70億円となった。
スマートフォン・タブレット端末向けのキッティング業務や携帯電話・スマートデバイス無線通信の基地局案件において、拠点の合理化や人員の適正配置の効果が出ており収益性が向上した。
また、市場が急速に拡大しているフードデリバリー(宅配)においても、当社による加盟店獲得のための営業代行業務や運営支援業務が好評を得ており受注が拡大している。
また、IT周辺機器や多言語にも対応したヘルプデスクのニーズも底堅く、通信販売事業者向けの案件も拡大し堅調に推移した。
コワーキングスペース事業の売上高は前年同期比28.8%増の14.32億円、セグメント利益は0.23億円(前年同期は0.74億円の損失)となった。
首都圏における不動産市況の高騰などの影響もあり、直営拠点の新規出店が計画どおり進まず、当初計画していた費用先行の状態が発生しなかった。
また、前年度に新規出店した直営拠点の稼働が順調に上がった。
2019年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.9%増の170.00億円、営業利益が同36.5%増の8.00億円、経常利益が同32.0%増の8.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同45.6%増の4.50億円とする、4月25日に上方修正した業績予想を据え置いている。