■NY株式:ダウ143ドル高、金利上昇受け金融セクターがけん引
NYダウ ナスダック
終値:21454.61 終値:6234.42
前日比:+143.95 前日比:+87.79
始値:21372.36 始値:6173.10
高値:21478.75 高値:6238.29
28日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は143.95ドル高の21454.61、ナスダックは87.79ポイント高の6234.41で取引を終了した。
昨日のドラギ欧州中銀総裁の発言や主要経済指標を受けた長期金利の上昇が続いており、金融セクターを中心に買いが先行。
ハイテク株にも買い戻しが広がり終日堅調推移となった。
セクター別では、銀行や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で公益事業や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
長期金利の上昇や本日引け後に連銀が年次ストレステストの結果を発表することへの期待感から、バンクオブアメリカ(BAC)やJPモルガン(JPM)、ゴールドマン・サックス(GS)など大手金融機関が上昇。
食品のゼネラルミルズ(GIS)や住宅メーカーのKBホーム(KBH)は予想を上回る決算を発表して上昇。
ハードディスクのウェスタン・デジタル(WDC)は、東芝が半導体事業の売却を妨害したとして提訴に踏み切ったことが嫌気され朝方売られたものの、その後上昇に転じた。
先日からの欧州を中心としたサイバー攻撃の影響で、運輸・宅配のフェデックス(FDX)は傘下のTNTエクスプレス部門が深刻な被害を受けていることを明らかにした。
業績への影響は現時点で判断できないものの、重大なものになる可能性にも言及している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:年内の英利上げ観測台頭でポンド急上昇
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円93銭から112円36銭まで上昇し、112円29銭で引けた。
5月の米中古住宅販売成約は予想外の減少を記録し、一時ドル売りが優勢となった。
その後、英欧金利の上昇などを背景にした米債利回り上昇に伴うドル買いが再燃。
また、クロス円絡みのドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.1292ドルへ急落後、1.1391ドルまで上昇し、1.1378ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)の関係者が昨日のドラギECB総裁の発言を「市場は間違って解釈」と指摘し、ECBの金融政策の正常化を意図したものではないことを明らかにしたため、一時ユーロ買いが後退。
しかし、ECBが速やかに異例な緩和策を縮小するとの思惑は払拭せずユーロ買いが再燃した。
ユーロ・円は、126円49銭へ下落後、127円86銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2818ドルから1.2972ドルへ上昇した。
英国中央銀行のカーニー総裁が緩和策のいくらかの解除が必要となる可能性に言及したため、年内の利上げ観測が浮上し、ポンド買いが加速した。
ドル・スイスは、0.9647フランへ上昇後、0.9579フランへ下落した。
■NY原油:続伸で44.74ドル、ガソリン在庫の減少やユーロ高を好感
NY原油先物8月限は続伸(NYMEX原油8月限終値:44.74 ↑0.50)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比+0.50ドルの44.74ドルで取引を終えた。
ガソリン在庫の減少が好感されたようだ。
ユーロ高・米ドル安が続いていることや、米国株高も買い材料となったようだ。
ただ、6月23日時点の原油在庫は減少の予想に反して増加していることから、原油の供給超過状態がすみやかに解消されるとの期待はやや後退した。
需給見通しの不透明感も依然として払拭されていない。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.88ドル +0.61ドル(+2.62%)
モルガン・スタンレー(MS) 44.32ドル +0.10ドル(+0.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)223.22ドル +2.94ドル(+1.33%)
インテル(INTC) 34.2ドル +0.55ドル(+1.63%)
アップル(AAPL) 145.83ドル +2.10ドル(+1.46%)
アルファベット(GOOG) 940.49ドル +13.16ドル(+1.42%)
フェイスブック(FB) 153.24ドル +2.66ドル(+1.77%)
キャタピラー(CAT) 106.45ドル +2.52ドル(+2.42%)
アルコア(AA) 32.95ドル +1.32ドル(+4.17%)
ウォルマート(WMT) 76.51ドル +0.50ドル(+0.66%)
スプリント(S) 8.28ドル +0.10ドル(+1.22%)
NYダウ ナスダック
終値:21454.61 終値:6234.42
前日比:+143.95 前日比:+87.79
始値:21372.36 始値:6173.10
高値:21478.75 高値:6238.29
28日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は143.95ドル高の21454.61、ナスダックは87.79ポイント高の6234.41で取引を終了した。
昨日のドラギ欧州中銀総裁の発言や主要経済指標を受けた長期金利の上昇が続いており、金融セクターを中心に買いが先行。
ハイテク株にも買い戻しが広がり終日堅調推移となった。
セクター別では、銀行や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で公益事業や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
長期金利の上昇や本日引け後に連銀が年次ストレステストの結果を発表することへの期待感から、バンクオブアメリカ(BAC)やJPモルガン(JPM)、ゴールドマン・サックス(GS)など大手金融機関が上昇。
食品のゼネラルミルズ(GIS)や住宅メーカーのKBホーム(KBH)は予想を上回る決算を発表して上昇。
ハードディスクのウェスタン・デジタル(WDC)は、東芝が半導体事業の売却を妨害したとして提訴に踏み切ったことが嫌気され朝方売られたものの、その後上昇に転じた。
先日からの欧州を中心としたサイバー攻撃の影響で、運輸・宅配のフェデックス(FDX)は傘下のTNTエクスプレス部門が深刻な被害を受けていることを明らかにした。
業績への影響は現時点で判断できないものの、重大なものになる可能性にも言及している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:年内の英利上げ観測台頭でポンド急上昇
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円93銭から112円36銭まで上昇し、112円29銭で引けた。
5月の米中古住宅販売成約は予想外の減少を記録し、一時ドル売りが優勢となった。
その後、英欧金利の上昇などを背景にした米債利回り上昇に伴うドル買いが再燃。
また、クロス円絡みのドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.1292ドルへ急落後、1.1391ドルまで上昇し、1.1378ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)の関係者が昨日のドラギECB総裁の発言を「市場は間違って解釈」と指摘し、ECBの金融政策の正常化を意図したものではないことを明らかにしたため、一時ユーロ買いが後退。
しかし、ECBが速やかに異例な緩和策を縮小するとの思惑は払拭せずユーロ買いが再燃した。
ユーロ・円は、126円49銭へ下落後、127円86銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2818ドルから1.2972ドルへ上昇した。
英国中央銀行のカーニー総裁が緩和策のいくらかの解除が必要となる可能性に言及したため、年内の利上げ観測が浮上し、ポンド買いが加速した。
ドル・スイスは、0.9647フランへ上昇後、0.9579フランへ下落した。
■NY原油:続伸で44.74ドル、ガソリン在庫の減少やユーロ高を好感
NY原油先物8月限は続伸(NYMEX原油8月限終値:44.74 ↑0.50)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比+0.50ドルの44.74ドルで取引を終えた。
ガソリン在庫の減少が好感されたようだ。
ユーロ高・米ドル安が続いていることや、米国株高も買い材料となったようだ。
ただ、6月23日時点の原油在庫は減少の予想に反して増加していることから、原油の供給超過状態がすみやかに解消されるとの期待はやや後退した。
需給見通しの不透明感も依然として払拭されていない。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.88ドル +0.61ドル(+2.62%)
モルガン・スタンレー(MS) 44.32ドル +0.10ドル(+0.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)223.22ドル +2.94ドル(+1.33%)
インテル(INTC) 34.2ドル +0.55ドル(+1.63%)
アップル(AAPL) 145.83ドル +2.10ドル(+1.46%)
アルファベット(GOOG) 940.49ドル +13.16ドル(+1.42%)
フェイスブック(FB) 153.24ドル +2.66ドル(+1.77%)
キャタピラー(CAT) 106.45ドル +2.52ドル(+2.42%)
アルコア(AA) 32.95ドル +1.32ドル(+4.17%)
ウォルマート(WMT) 76.51ドル +0.50ドル(+0.66%)
スプリント(S) 8.28ドル +0.10ドル(+1.22%)