中国・香港株式市場・前場＝反落、香港で航空株が急落

上海総合指数<.SSEC>　　　　　 前営業日比 売買代金概算

　前場終値　　　　2924.341　　 　2.736安　 　732.1億元（上海Ａ株）

　高値　　　　　　2930.915

　安値　　　　　　2909.126

　寄り付き　　　　2927.264　　 　0.187高

　前営業日終値 2927.077　　 　4.123高　　 1524.0億元（上海Ａ株）

ハンセン指数<.HSI>

　前場終値　　　　23265.41　　　165.78安　 336.5億香港ドル

　高値　　　　　　23371.34

　安値　　　　　　23251.47

　寄り付き　　　　23371.34　 　　59.85安

　前営業日終値　　23431.19　　　113.58高　 575.9億香港ドル

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　［香港　１５日　ロイター］　１５日の香港株式市場は、薄商いのなか反落して前場の

取引を終えた。投資家の間ではリスクポジションを縮小し、今年大きく上昇した銘柄の一

部で利益を確定させる動きが見られた。

　ハンセン指数<.HSI>の前場終値は１６５．７８ポイント（０．７１％）安の

２万３２６５．４１。

　ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数）<.HSCE>は１７４．８４ポイント（１．３６％）

安の１万２６９０．２１。

　香港市場ではハンセン指数と同様に香港ドルも軟化しており、年末を控えて香港

市場から資金が流出する兆しが現れている。

　年初来５４％以上上昇してきたキャセイ・パシフィック航空<0293.HK>が６．１％下落。

　中国が高速鉄道網の建設を計画していることを受け、航空会社が打撃を受けるとの見方

から、今月に入って航空株のパフォーマンスが悪化している。

　中国国際航空<0753.HK>も３．６％安。

　上海市場も反落。

　上海総合指数<.SSEC>は２．７３６ポイント（０．０９％）安の２９２４．３４１で前

場を終えた。

　中国の短期金利が２年ぶりの高水準に上昇したため、資金の流動性に関

する懸念が圧迫要因となった。

　中国人寿保険<601628.SS>が１％安、中国工商銀行<601398.SS>は０．２％安。