■NY株式:ダウは118ドル高、政策に関する不透明感が後退
NYダウ ナスダック
終値:20172.40 終値:5715.18
前日比:118.06 前日比:32.73
始値:20061.73 始値:5688.02
高値:20206.36 高値:5722.71
安値:20061.73 安値:5685.15
9日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は118.06ドル高の20172.40、ナスダックは32.73ポイント高の5715.18で取引を終了した。
原油相場の上昇を好感し買いが先行。
トランプ大統領が航空業界幹部との朝食会で規制緩和やインフラ投資を提案したほか、減税策に関する具体的な発表時期について言及したことで政策への期待感が強まった。
堅調な主要企業決算に加えて、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことも好感され、終日堅調推移となった。
S&P500、ナスダック総合指数、ダウの主要株価指数が揃って最高値を更新した。
セクター別では、銀行や食品・生活必需品小売が上昇する一方で半導体・半導体製造装置や公益事業が下落した。
メディアのバイアコム(VIAB)、ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)、薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は決算内容が好感され、上昇。
米国債利回りが上昇したことでモルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社が堅調推移。
朝食会に参加した航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)やデルタ航空(DAL)に買いが広がった。
一方で、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は決算で売上高が予想を下振れたほか、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、大幅下落となった。
旅行予約サイトのエクスペディア(EXPE)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、売上高は予想を上振れたものの、一株利益は下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米税制改革への期待でドルは113円台に上昇
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円23銭から113円35銭まで上昇し、113円25銭で引けた。
米雇用関連や卸売在庫・売り上げ指標の好結果に加えて、トランプ大統領が2、3週間のうちに目を見張るような税制改革案を提示することを明らかにしたため、大幅減税への期待が再燃し、債券利回り上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りが活発になった。
ユーロ・ドルは、1.0696ドルから1.0651ドルまで下落し、1.0655ドルで引けた。
米長期金利の上昇を意識したユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。
ユーロ・円は、119円95銭から120円79銭へ上昇した。
米ドル高・円安の相場展開となったことでユーロの対円レートは反発した。
ポンド・ドルは、1.2577ドルから1.2491ドルへ下落した。
米長期金利の上昇を意識したポンド売りが観測された。
ドル・スイスは、0.9971フランから1.0019フランへ上昇した。
ストップロスのドル買いが1.0000フラン突破で執行されたようだ。
■NY原油:続伸で53.00ドル、米原油在庫増への警戒感が和らぐ
NY原油先物は続伸(NYMEX原油3月限終値:53.00↑0.66)。
52.37ドルから53.21ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
米国での原油在庫増加は、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国、非加盟国が減産体制に入る前に、中東を出航した石油タンカーが米国に到着したことで輸入が一時的に膨らんだからとの見方が一部で伝わった。
こうした内容が、米原油在庫増加に対する警戒感をおさえる格好となった。
また、トランプ大統領が航空業界幹部との朝食会で規制緩和やインフラ投資を提案したことなどから、米国株が上昇したことも材料視された。
チャートでは、25日移動平均線(52.7ドル水準)レベルを回復している。
欧州政治やトランプ大統領による政策運営への警戒感などから、リスク資産への積極投資は手控えられており上値は重くなっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.12ドル +0.45ドル(+1.99%)
モルガン・スタンレー(MS) 44.85ドル +0.94ドル(+2.14%)
ゴールドマン・サックス(GS)241.55ドル +3.82ドル(+1.61%)
インテル(INTC) 35.46ドル -0.92ドル(-2.53%)
アップル(AAPL) 132.42ドル +0.38ドル(+0.29%)
アルファベット(GOOG) 809.56ドル +1.18ドル(+0.15%)
フェイスブック(FB) 134.14ドル -0.06ドル(-0.04%)
キャタピラー(CAT) 93.96ドル +1.05ドル(+1.13%)
アルコア(AA) 37.42ドル -0.12ドル(-0.32%)
ウォルマート(WMT) 69.08ドル +1.27ドル(+1.87%)
スプリント(S) 8.77ドル +0.11(+1.27%)
NYダウ ナスダック
終値:20172.40 終値:5715.18
前日比:118.06 前日比:32.73
始値:20061.73 始値:5688.02
高値:20206.36 高値:5722.71
安値:20061.73 安値:5685.15
9日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は118.06ドル高の20172.40、ナスダックは32.73ポイント高の5715.18で取引を終了した。
原油相場の上昇を好感し買いが先行。
トランプ大統領が航空業界幹部との朝食会で規制緩和やインフラ投資を提案したほか、減税策に関する具体的な発表時期について言及したことで政策への期待感が強まった。
堅調な主要企業決算に加えて、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことも好感され、終日堅調推移となった。
S&P500、ナスダック総合指数、ダウの主要株価指数が揃って最高値を更新した。
セクター別では、銀行や食品・生活必需品小売が上昇する一方で半導体・半導体製造装置や公益事業が下落した。
メディアのバイアコム(VIAB)、ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)、薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は決算内容が好感され、上昇。
米国債利回りが上昇したことでモルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社が堅調推移。
朝食会に参加した航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)やデルタ航空(DAL)に買いが広がった。
一方で、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は決算で売上高が予想を下振れたほか、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、大幅下落となった。
旅行予約サイトのエクスペディア(EXPE)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、売上高は予想を上振れたものの、一株利益は下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米税制改革への期待でドルは113円台に上昇
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円23銭から113円35銭まで上昇し、113円25銭で引けた。
米雇用関連や卸売在庫・売り上げ指標の好結果に加えて、トランプ大統領が2、3週間のうちに目を見張るような税制改革案を提示することを明らかにしたため、大幅減税への期待が再燃し、債券利回り上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りが活発になった。
ユーロ・ドルは、1.0696ドルから1.0651ドルまで下落し、1.0655ドルで引けた。
米長期金利の上昇を意識したユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。
ユーロ・円は、119円95銭から120円79銭へ上昇した。
米ドル高・円安の相場展開となったことでユーロの対円レートは反発した。
ポンド・ドルは、1.2577ドルから1.2491ドルへ下落した。
米長期金利の上昇を意識したポンド売りが観測された。
ドル・スイスは、0.9971フランから1.0019フランへ上昇した。
ストップロスのドル買いが1.0000フラン突破で執行されたようだ。
■NY原油:続伸で53.00ドル、米原油在庫増への警戒感が和らぐ
NY原油先物は続伸(NYMEX原油3月限終値:53.00↑0.66)。
52.37ドルから53.21ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
米国での原油在庫増加は、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国、非加盟国が減産体制に入る前に、中東を出航した石油タンカーが米国に到着したことで輸入が一時的に膨らんだからとの見方が一部で伝わった。
こうした内容が、米原油在庫増加に対する警戒感をおさえる格好となった。
また、トランプ大統領が航空業界幹部との朝食会で規制緩和やインフラ投資を提案したことなどから、米国株が上昇したことも材料視された。
チャートでは、25日移動平均線(52.7ドル水準)レベルを回復している。
欧州政治やトランプ大統領による政策運営への警戒感などから、リスク資産への積極投資は手控えられており上値は重くなっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.12ドル +0.45ドル(+1.99%)
モルガン・スタンレー(MS) 44.85ドル +0.94ドル(+2.14%)
ゴールドマン・サックス(GS)241.55ドル +3.82ドル(+1.61%)
インテル(INTC) 35.46ドル -0.92ドル(-2.53%)
アップル(AAPL) 132.42ドル +0.38ドル(+0.29%)
アルファベット(GOOG) 809.56ドル +1.18ドル(+0.15%)
フェイスブック(FB) 134.14ドル -0.06ドル(-0.04%)
キャタピラー(CAT) 93.96ドル +1.05ドル(+1.13%)
アルコア(AA) 37.42ドル -0.12ドル(-0.32%)
ウォルマート(WMT) 69.08ドル +1.27ドル(+1.87%)
スプリント(S) 8.77ドル +0.11(+1.27%)