[東京 25日 ロイター] - 金融庁は25日、緊迫化するウクライナ情勢などを踏まえ、金融機関にサイバーセキュリティ対策を強化するよう再要請したことを明らかにした。経済産業省や警察庁なども、企業や団体に対して対策や対応の徹底を改めて注意喚起した。
国内でランサムウェアによる攻撃報告が増えていることや米国がロシアによるサイバー攻撃への警戒を企業に呼びかけていることなどを受け、金融庁は、国内の金融機関に対してリスク低減のための措置、問題の早期検知、適切な対処・回復などを再度徹底するよう求めた。
同庁は2月24日、3月1日にもサイバー攻撃に警戒するように注意する声明を発表している。