サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

インタートレ Research Memo(5):2023年9月期は減収減益、金融ソリューションが減収

発行済 2024-01-10 16:05
更新済 2024-01-10 16:15
© Reuters.
*16:05JST インタートレ Research Memo(5):2023年9月期は減収減益、金融ソリューションが減収 ■業績動向

1. 2023年9月期の業績
インタートレード (TYO:3747)の2023年9月期の連結業績は、売上高2,011百万円(前期比2.2%減)、営業利益199百万円(同17.2%減)、経常利益1百万円(同97.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益36百万円(同78.9%減)であった。
売上高において、ヘルスケア事業は増収となったものの、8割を占める金融ソリューション事業のほかビジネスソリューション事業が減収となり、全体では前期比減で着地した。
また最終損益については、持分法適用関連会社であるデジタルアセットマーケッツにおける持分変動利益の計上額が2022年9月期より減少したことが影響した。


2. 事業セグメント別業績
売上高では金融ソリューション事業及びビジネスソリューション事業で減収となり、ヘルスケア事業で増収となった。
売上高全体に占める金融ソリューション事業の比率が80.0%と非常に高いことから、売上高全体が前期比45百万円減の大きな要因となった。


(1) 金融ソリューション事業
売上高は1,609百万円(前期比2.2%減)、セグメント利益518百万円(同7.6%減)であった。
2023年9月期において、暗号資産関連システムの新規提供を行う予定だったが先送りとなり、低迷した。


(2) ビジネスソリューション事業
売上高257百万円(前期比7.3%減)、セグメント損失1百万円(前期は22百万円のセグメント利益)であった。
顧客の経営環境に影響され、主力の経営統合管理プラットフォーム「GroupMAN@IT e2」における既存顧客からの追加開発案件が期初計画どおりに進捗せず、プロジェクトが一時的に止まったことが影響した。


(3) ヘルスケア事業
売上高143百万円(前期比8.7%増)、セグメント損失37百万円(前期は51百万円のセグメント損失)であった。
「ITはなびらたけ」サプリメントの機能性表示食品化に向けて準備を進めていたが、2023年9月期中の取得に至らなかったため、期初の販売計画を下回った。
しかし、期初計画の遅れをカバーするためにハナビラタケの原料販売に注力したことで増収を確保した格好である。


(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます