■NY株式:ダウは133ドル安、IMF専務理事の発言を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :17603.32 終値 :4843.93
前日比:-133.68 前日比:-47.86
始値 :17718.03 始値 :4855.90
高値 :17718.03 高値 :4872.70
安値 :17579.56 安値 :4838.62
5日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は133.68ドル安の17603.32、ナスダックは47.86ポイント安の4843.93で取引を終了した。
軟調な原油相場を受けてアジア・欧州株がほぼ全面安となり、米国株にも売りが広がった。
3月ISM非製造業景況指数が予想を上振れたことで下げ幅をやや縮小したものの、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が世界経済の見通しの引き下げを示唆したことが嫌気され、終日軟調推移となった。
セクター別では全面安となり、特に公益事業や銀行の下落が目立った。
ファイザー(PFE)との合併で合意している製薬のアラガン(AGN)は、米政府が企業の租税回避を制限する規制案を発表し、大幅下落。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は最高執行責任者(COO)の退任が報じられ、軟調推移。
ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)はバンカメ・メリルリンチによる投資判断引き下げを受け、売られた。
一方で、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、1-3月期の世界販売台数が市場予想を下振れたものの、買われた。
明日、FOMC(連邦公開市場委員会)議事録が発表される。
3月のFOMCでは今後の利上げ見通しを従来よりも緩やかにする姿勢が示されたが、発表後に複数の地区連銀総裁が4月の利上げを支持する発言を行うなど、利上げ見通しへの不透明感が広がっている。
FOMCメンバーが国際情勢や金融市場、インフレ見通しについてどのような議論を行ったのか注目したい。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は110円32銭、世界経済への懸念再燃でリスクオフ 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円71銭から109円95銭へ下落し、110円32銭で引けた。
米国2月貿易赤字の予想以上の拡大で1-3月期の国内総生産(GDP)見通し引き下げに伴うドル売りが強まった。
また、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が世界リスクの高まりを警告したこと、原油価格が一時下落したことを受けて、世界経済への懸念が再燃しリスク回避の円買いが加速。
その後、介入警戒感などに下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.1336ドルへ下落後、1.1401ドルへ上昇し1.1384ドルで引けた。
ユーロ圏の3月サービス業PMI改定値が予想外に下方修正されたことを嫌いユーロ売りが優勢となった後、米国の債券利回り低下に伴うドル売りが再燃。
ユーロ・円は、125円85銭から125円25銭のレンジでもみ合った。
ポンド・ドルは、1.4205ドルから1.4122ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9598フランから0.9547フランへ下落した。
■NY原油:反発で35.89ドル、増産凍結の仮合意見通し受けて買い戻し優勢か NY原油は反発(NYMEX原油5月限終値:35.89↑0.19)。
35.35ドルを安値に、36.00ドルまで上昇した。
クウェートのフザイア石油輸出国機構(OPEC)理事が、17日の産油国間の増産凍結協議で仮合意に達する見通しを示したことを受けて、原油の買い戻しが優勢になったもよう。
ただ、5日の取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、6日(水)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が予定され、原油在庫の増加継続が予想されていることが相場の重石になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.18ドル -0.33ドル(-2.44%) モルガン・スタンレー(MS) 24.37ドル -0.67ドル(-2.68%) ゴールドマン・サックス(GS)155.35ドル -2.42ドル(-1.53%) インテル(INTC) 31.90ドル -0.10ドル(-0.31%) アップル(AAPL) 109.81ドル -1.31ドル(-1.18%) アルファベット(GOOG) 758.57ドル -6.55ドル(-0.86%) フェイスブック(FB) 112.22ドル -0.33ドル(-0.29%) キャタピラー(CAT) 75.23ドル -0.49ドル(-0.65%) アルコア(AA) 9.41ドル +0.01ドル(+0.11%) ウォルマート(WMT) 68.61ドル -0.49ドル(-0.71%) スプリント(S) 3.48ドル +0.04ドル(+1.16%)
ダウ平均は133.68ドル安の17603.32、ナスダックは47.86ポイント安の4843.93で取引を終了した。
軟調な原油相場を受けてアジア・欧州株がほぼ全面安となり、米国株にも売りが広がった。
3月ISM非製造業景況指数が予想を上振れたことで下げ幅をやや縮小したものの、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が世界経済の見通しの引き下げを示唆したことが嫌気され、終日軟調推移となった。
セクター別では全面安となり、特に公益事業や銀行の下落が目立った。
ファイザー(PFE)との合併で合意している製薬のアラガン(AGN)は、米政府が企業の租税回避を制限する規制案を発表し、大幅下落。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は最高執行責任者(COO)の退任が報じられ、軟調推移。
ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)はバンカメ・メリルリンチによる投資判断引き下げを受け、売られた。
一方で、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、1-3月期の世界販売台数が市場予想を下振れたものの、買われた。
明日、FOMC(連邦公開市場委員会)議事録が発表される。
3月のFOMCでは今後の利上げ見通しを従来よりも緩やかにする姿勢が示されたが、発表後に複数の地区連銀総裁が4月の利上げを支持する発言を行うなど、利上げ見通しへの不透明感が広がっている。
FOMCメンバーが国際情勢や金融市場、インフレ見通しについてどのような議論を行ったのか注目したい。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は110円32銭、世界経済への懸念再燃でリスクオフ 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円71銭から109円95銭へ下落し、110円32銭で引けた。
米国2月貿易赤字の予想以上の拡大で1-3月期の国内総生産(GDP)見通し引き下げに伴うドル売りが強まった。
また、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が世界リスクの高まりを警告したこと、原油価格が一時下落したことを受けて、世界経済への懸念が再燃しリスク回避の円買いが加速。
その後、介入警戒感などに下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.1336ドルへ下落後、1.1401ドルへ上昇し1.1384ドルで引けた。
ユーロ圏の3月サービス業PMI改定値が予想外に下方修正されたことを嫌いユーロ売りが優勢となった後、米国の債券利回り低下に伴うドル売りが再燃。
ユーロ・円は、125円85銭から125円25銭のレンジでもみ合った。
ポンド・ドルは、1.4205ドルから1.4122ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9598フランから0.9547フランへ下落した。
■NY原油:反発で35.89ドル、増産凍結の仮合意見通し受けて買い戻し優勢か NY原油は反発(NYMEX原油5月限終値:35.89↑0.19)。
35.35ドルを安値に、36.00ドルまで上昇した。
クウェートのフザイア石油輸出国機構(OPEC)理事が、17日の産油国間の増産凍結協議で仮合意に達する見通しを示したことを受けて、原油の買い戻しが優勢になったもよう。
ただ、5日の取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、6日(水)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が予定され、原油在庫の増加継続が予想されていることが相場の重石になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.18ドル -0.33ドル(-2.44%) モルガン・スタンレー(MS) 24.37ドル -0.67ドル(-2.68%) ゴールドマン・サックス(GS)155.35ドル -2.42ドル(-1.53%) インテル(INTC) 31.90ドル -0.10ドル(-0.31%) アップル(AAPL) 109.81ドル -1.31ドル(-1.18%) アルファベット(GOOG) 758.57ドル -6.55ドル(-0.86%) フェイスブック(FB) 112.22ドル -0.33ドル(-0.29%) キャタピラー(CAT) 75.23ドル -0.49ドル(-0.65%) アルコア(AA) 9.41ドル +0.01ドル(+0.11%) ウォルマート(WMT) 68.61ドル -0.49ドル(-0.71%) スプリント(S) 3.48ドル +0.04ドル(+1.16%)