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欧州株式市場サマリー(17日)

発行済 2009-06-18 04:16
BP
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                           (カッコ内は前営業日比)

FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>

 終値      4278.46(‐50.11)

前営業日終値   4328.57(+2.56)

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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>

 終値      4799.98(‐90.74)

前営業日終値   4890.72(+0.78)

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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>

 終値      3161.14(‐52.81)

前営業日終値   3213.95(‐5.63)

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 <ロンドン株式市場> 下落。世界経済の迅速な回復に対する自信が揺らいだほか、

原材料価格の下落を背景に商品(コモディティ)株が軟調だった。一方、医薬品・通信株

が上昇し相場を下支えた。

 レッドメイン・ベントレー(リーズ)のポートフォリオ戦略部門主任ティム・ホワイト

ヘッド氏は「大事なのは、米英両国における基本的な経済状況について明確さが完全に欠

けていることだ」と指摘。「経済が底打ちした考えるのも良いが、まだそこまで至ってな

い。持続可能な相場の上昇を裏付ける証拠はない」と述べた。

 その上で、多くのファンドマネジャーが休暇から戻ってくる8月以降まではレンジ取引

が続くとの見方を示した。

 鉱山株が下落し相場を押し下げた。アントファガスタ、ロンミン、エ

クストラータ、リオ・ティント、カザキミス、ベダンタ・リソー

シズ、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズが6.5―10.2%下

落した。

 軟調な米原油先物が石油株を圧迫した。BP、ロイヤル・ダッチ・シェル

、ガスのBGグループ、ケアン・エナジーが0.8―3.6%安

だった。

 大手スーパーのセインズベリーが5.7%安と大きく下落。業務拡大に向け約

4億3200万ポンド(7億0300万ドル)の増資を行なった。また第1・四半期の売

上高が予想レンジの上限だったと発表した。

 銀行株も売られた。バークレイズ、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド

、ロイズ・バンキング・グループが2.5―3.2%下落した。一方

HSBCは0.7%上昇した。

 ディフェンシブ銘柄の医薬品株は堅調。シャイアが1.6%上昇した。アスト

ラゼネカは2.5%、グラクソ・スミスクラインは0.7%それぞれ上昇

した。

 通信大手BTグループは3%高。ボーダフォンも3.7%上昇した。

 

 <欧州株式市場> 4営業日続落。景気回復に対する懐疑的な見方が商品株を圧迫した。

米金融セクターの健全性をめぐる懸念が再燃し、銀行株も安い。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は16.65ポイント(1.93%)

安の845.76。終値ベースでは5月15日以来の安値。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は42.26ポイント(1.74%)安

の2383.71。

 コメルツ銀行の首席ストラテジスト、ハンスヨーゲン・デルプ氏は「ここ数日軟調とな

っているが、極端な売りは出ていない」と指摘。「持続的な上昇を始めるのに必要な勢い

は表れていない」と述べた。

 スタンダード&プアーズ(S&P)は米銀22行の投資評価を引き下げ、見通しを修正

した。

 銀行株の下げが目立ち、アライド・アイリッシュ・バンクスは17%安、デク

シアは6.8%安、ドイツ銀行とクレディ・スイスはとも

に4%安、UBSは3.9%安。

 世界の景気回復に対する疑問を背景に金属需要をめぐる懸念が再燃し、銅相場

約2週間ぶりの安値をつけた。

 鉱山株は軒並み下落し、エクストラータは10.2%安、リオ・ティント

は7.8%安、アングロ・アメリカンは6.3%安、BHPビリトン

は3.9%安。

 鉄鋼最大手アルセロールミタルは6.4%安。終値としては3週間ぶり安値。

 原油価格下落はエネルギー株を圧迫。レプソルは3.2%安、BP

2.4%安、トタルは2.2%安。

 イングランド銀行(英中央銀行)がこの日公表した6月3─4日の金融政策委員会議事

録によると、過去1カ月に信頼感の改善で経済成長を加速させる可能性のある材料が出て

いたが、金融政策委員は中期的な見通しを5月時点から変更しないことで合意した。

 米宅配大手フェデックスが同日発表した2009年度第4・四半期(5月31

日終了)決算は四半期として最大の赤字を計上したほか、今四半期の1株利益見通しが市

場予想を下回った。また、景気後退の最悪期は脱したようだとの見解を示した上で、向こ

う2四半期が「極度に厳しい」内容になると予想した。

 [東京 18日 ロイター]

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