(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 8497.18(‐ 7.49)
前営業日終値 8504.67(‐107.46)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 1808.06(+11.88)
前営業日終値 1796.18(‐20.20)
S&P総合500種<.SPX>
終値 910.71(‐ 1.26)
前営業日終値 911.97(‐11.75)
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[ニューヨーク 17日 ロイター] 米株式市場はダウとS&Pが小幅続落。格付け
会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米銀18行の格下げや、宅配大手
フェデックス
一方、ナスダックは上昇。ゴールドマン・サックスが、無線通信技術大手のクアルコム
を主導した。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが、半導体大手テキサス・インスツ
ルメンツ
支援材料になった。
ダウ工業株30種<.DJI>は7.49ドル(0.09%)安の8497.18ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は11.88ポイント(0.66%)高の1808.06。
S&P総合500種<.SPX>は1.26ポイント(0.14%)安の910.71。
S&Pは17日、米銀18行の格付けを引き下げ、規制強化と不安定な金融市場により
経営環境が今後一段と厳しさを増すとの見解を示した。
これを受け、金融株が下落した。フィラデルフィアKBW銀行株指数<.BKX>は3.3%
安。
フェデックスは1.4%下落。同社がこの日発表した2009年度第4・四半期(5月
31日終了)決算は、市場予想を上回ったものの、今後2四半期の経営環境が極度に厳し
くなるとの見通しを示したことが嫌気された。
ノレンバーガー・キャピタル・パートナーズの株式トレーディング部門マネジングディ
レクター、トッド・クラーク氏は「フェデックスは明らかに、経済が方向転換していると
の見方に水を差した」と指摘。「3月につけた底から大幅に上昇している市場は、企業が
恐らくコスト削減だけでなく業績を伸ばすことも可能であることを示す手掛かりを必要と
している」と語った。
投資家は、オバマ大統領が発表した金融規制改革案の詳細を見極めようとしている。
クアルコムは3.8%上昇。テキサス・インスツルメンツは3.3%値を上げた。
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