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UPDATE1:東京株式市場・前場=反落、円高や米銀格下げ手掛かりに日経9700円割れ

発行済 2009-06-18 12:02

日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:> 

前場終値 9663.48 (-177.37) 前場終値 9670 (-160)

寄り付き 9778.35 寄り付き 9770

安値/高値 9663.48─9778.35 安値/高値 9660─9780

出来高(万株) 127135 出来高(単位) 34726

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 [東京 17日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均株価は反落した。海外勢

や個人の利益確定売りが続いており、日経平均は9700円を割り込んだ。外為市場でド

ル/円が95円台に入り、円高が進んでいることが嫌気され、輸出株を中心に幅広

く売られている。環境関連のリード役となっていたGSユアサ<6674.T>が下げていること

もムードを悪化させている。米銀の格下げも材料視されているという。

 前場の東証1部騰落数は値上がり392銘柄に対して値下がり1166銘柄、変わらず

が131銘柄だった。

 

 東京市場は寄り付きから反落した。外為市場でドル/円が企業の想定レートである95

円台へと円高方向に進んでいることが嫌気され、輸出株を中心に幅広く売られた。邦銀系

の株式トレーダーは、海外ファンド勢や個人投資家による利益確定売りの動きを指摘。個

人投資家については「値がさ株を売って投信を買っているようだ」と述べている。

 鉄鋼、海運、ハイテクなどの売りが目立ち、日経平均は9600円台後半の動きとなっ

た。東海東京証券・エクイティ部部長の倉持宏朗氏は「円高に加え、S&Pによる米銀1

8行の格下げなどもネガティブ材料視されている」と指摘。「環境関連のリード役となっ

ていたGSユアサ<6674.T>が下げていることも、ムードを悪化させている。9750円の

支持線を割り込んだため、為替動向次第ではもう一段の下値もあり得る」との見方を示す。

 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は前日、規制強化と不安定な金

融市場により、米銀18行の経営環境が今後一段と厳しさを増すとの見解を示した。これ

を受け、前日米株式市場で金融株が下落。ナスダック総合指数<.IXIC>は上昇したが、ダ

ウ工業株30種<.DJI>とS&P総合500種<.SPX>は小幅に続落した。

 全般的に軟調な地合いの中、仕手系株や材料株が乱舞する状況だった。ただ、市場関係

者によると「指数は大きく下げたものの、個人投資家が好む銘柄群はスムーズに循環物色

が行われており、全体の下落に対して心理的に深刻になっている様子ではない」(準大手

証券情報担当者)との見方もある。

 ラオックス<8202.T>が報道を手掛かりにストップ高まで買われた。18日付の日本経済

新聞は、同社が中国小売り最大手の家電量販店、蘇寧電器集団(南京市)の傘下に入る方

向で交渉していると報じた。これを材料視した買いが入った。午前の取引終了後に、蘇寧

電器集団はロイターの取材に対し「協議中で、出資の可能性を排除していない」と述べた

ことが明らかになった。

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

※(takeshi.yoshiike@thomsonreuters.com; 03-6441-1794; ロイターメッセージング :

takeshi.yoshiike.reuters.com@reuters.net)

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

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