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UPDATE1: 東京株式市場・前場=小反落、米国勢の買い/国内勢の売りで一進一退

発行済 2010-01-15 12:00

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

前場終値 10889.32 (-18.36) 前場終値 10900 (+10)

寄り付き 10917.41 寄り付き 10910

安値/高値 10878.83─10961.57 安値/高値 10870─10970

出来高(万株) 159957 出来高(単位) 38769

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 [東京 15日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は小幅に反落した。米株高を好

感し、前日付けた高値1万0909円94銭を上回る水準で寄り付き、昨年来高値を連日

更新。年金筋などを含め米国勢が証券株をはじめ自動車など主力株に引き続き大きな買い

を入れている。米半導体大手インテルの好決算を受け電気機器は東京エレクトロ

ン<8035.T>など、半導体関連の上昇も目立つ。一方で、国内勢は機関投資家をはじめほぼ

全面的に売る動きから上値が抑えられ、日経平均は前日終値付近でもみあう展開。

 前場の東証1部騰落数は値上がり516銘柄に対して値下がり994銘柄、変わらずが

175銘柄だった。午前の東証1部の売買代金は前日から増え9108億円となった。

 寄り付き前の外資系証券10社経由の注文状況はきょうも買い越しと観測されていた。

日経平均は前日付けた高値1万0909円94銭を上回る水準で寄り付き、昨年来高値を

連日更新。海外勢によるソニー<6758.T>など主力株買いが観測されている。大手証券の株

式トレーダーによると、年金など複数の米国筋が電機や自動車など主力株に買いを入れて

いたという。野村ホールディングス<8604.T>など証券株への数十億円規模の買いも目立っ

た。

 東京海上アセットマネジメント投信シニアファンドマネージャー 久保健一氏は、TO

PIXの修正ぶりが顕著だが、リーマンショック前の水準にはほど遠いと指摘。ただ、み

ずほフィナンシャルグループ<8411.T>の増資の可能性について、新年度以降にライツ・イ

シュー(株主割当増資)と報じられており、「需給懸念の後退から足元で大きく買われて

いる」と述べ、足元で環境が好転、今後も回復基調が続くとみている。

 東京エレクトロン<8035.T>などハイテク関連も、米半導体大手インテル好決算

を受け上昇した。インテルが14日発表した第4・四半期(12月26日終了)決算は、

純利益が23億ドル(1株当たり0.40ドル)となり、前年同期の2億3400万ドル

(同0.04ドル)から大きく増加した。 売上高も前年同期の82億ドルから106億

ドルに28%増加し、ウォール街のアナリスト予想である約102億ドルを上回った。

 ただ、海外勢とは対照的に国内勢は全面的に売りの方向で、日経平均はもみあいが続い

た。1万1000円を目前に一進一退。市場関係者によると「大台替りはフシとして意識

されている。海外勢などの実需買いは目立っているが、短期筋は心理的に上値が取りにく

い。週末で後場は見送り気分が高まる可能性があり、伸び悩んでいる状況」(準大手証券

トレーダー)という。

 

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

(takeshi.yoshiike@thomsonreuters.com; 03-6441-1794; ロイターメッセージング

:takeshi.yoshiike.reuters.com@reuters.net)  

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

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