💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

UPDATE1: 東京株式市場・前場=大幅反落、米株安と円高で利益確定売り

発行済 2010-01-18 12:00

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

前場終値 10781.03 -201.07 前場終値 10790 -180

寄り付き 10887.61 寄り付き 10850

安値/高値 10781.03─10895.1 安値/高値 10770─10880

出来高(万株) 117578 出来高(単位) 41074

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 18日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅反落。200円を超える

下落となった。前週末の米市場で銀行収益への懸念が強まり株安となったほか、ドル安・

円高が進んだため主力大型株に利益確定売りが先行した。短期筋による先物ロングの手仕

舞いもあった。小沢一郎民主党幹事長の資金問題については、政治の不透明感につながる

として警戒されているが、状況が流動的であることから、現時点では直接的な売り材料に

はなっていないという。

 前場の東証1部騰落数は値上がり415銘柄に対して値下がり1138銘柄、変わらず

が119銘柄だった。午前の東証1部の売買代金は前日から増え6586億円となった。

 日本株が一服した一因は、本格化し始めた米企業決算への市場の反応が意外と「辛い」

と受け止められたためだ。米国では今週、19日にシティグループ、20日にバン

ク・オブ・アメリカ、21日にゴールドマン・サックスなど銀行の決算発

表予定が目白押しだが、前週末15日に発表されたJPモルガンの決算に出鼻を

くじかれた。「米株安や円高、小沢問題と売り材料に事欠かないことから、短期筋が先物

ロングポジションを巻き戻したようだ。国内勢も利益確定売りを出していた」(準大手証

券トレーダー)という。

 JPモルガンの第4・四半期決算は、投資銀行業務が引き続き下支えとなり市場予想を

上回る黒字となったが、住宅ローンやクレジットカード融資に絡む損失が膨らんだ。米半

導体大手インテルが14日発表した第4・四半期(12月26日終了)決算も好

調だったが、15日の株価は利益確定売りに押された。市場では「どちらも悪くない決算

内容だが、米株式市場はネガティブ方向に反応したことで、いったん利益確定売りをして

おこうという動きになった」(三菱UFJ証券・投資情報部長の藤戸則弘氏)との声が出

ていた。

 また、外為市場ではドル/円が90円台まで円高方向に進んでおり「12月日銀

短観の09年度下期の大企業・製造業の想定為替レートの91円16銭を超える円高水準

であり、警戒感が広がった」(国内証券)という。

 

 一方、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、元秘書の

石川知裕衆院議員らが政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことで、政治に不透明感が強

まってきている。市場では「18日に召集される通常国会で、2009年度補正予算案や

10年度予算案の審議に遅れが出るようであれば嫌気される可能性もある」(明和証券シ

ニアマーケットアナリストの矢野正義氏)と警戒する声もあった。

 ただ、朝方の寄り付き前の外資系証券10社経由の注文状況は差し引き1080万株の

買い越しになっており、前年末からの日本株上昇を支えてきた外国人投資家の買いに大き

な変化は見られず、安心感も出ている。

 個別では、米株安と円高を嫌気してソニー<6758.T>やキヤノン、<7751.T>トヨタ自動車

<7203.T>、ホンダ<7267.T>など、主力の輸出関連株が売られた。

 一方、マザーズ市場ではグリー<3632.T>が上伸。15日に発表した2010年6月期

(単体)業績予想の上方修正を好感した。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

daiki.iga.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

  

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

    株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

          東証・大証株券オプションのメニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます