こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。
投資の学校プレミアムの特別講師である戸松信博先生のコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。
本日ご紹介するコラムは、戸松先生が書かれた『日本株が米国、中国に比べて「弱い」理由』という記事です。
まず戸松先生は3月前半の日本株市場について振り返っています。
『出遅れ修正を期待していた日本株ですが、先行していた米国、中国が高値から調整に入ると、それら以上の下げとなってしまいました』と話します。
『月曜(3月4日)こそ週末の米国株高を受けて219円高となった日経平均でしたが、火曜以降は直前の米国が全て下げたのを引き継いで、いずれもギャップダウンして始まりました。
週前半は下げ渋る場面もあったものの、最終金曜(3/8日)はギャップダウンして寄り付いてから大引けまでに一段安となりました』。
そして日経平均のチャートは、『200日線に到達する手前で十字線(売り買い拮抗を示す)を出し、以降続落となって最後は大陰線で終わっています』。
ジリジリとした緩やかな上げ足の後に大きく崩れたことを受けて戸松先生は『米国にキャッチアップして200日線を超えて行くと見ていた期待が後退しました』と話します。
これに対して、『中国株や米国株くらいに上昇していれば、単なる上昇途上の「プールバック」としてまだ余裕で見ていられるのですが、上昇転換後の日本株上昇の貯金は少なくなり、「本格調整」を警戒するところです』と述べます。
また『日本株が米中と比較して弱い理由は、やはり消費税増税が景気を押し下げるのではないかという懸念だと思います』と語ります。
最後に戸松先生は、日本株市場について『不安定な動きが続いています。
くれぐれも慌てて適当にポジションを取るようなことはしないでくださいね』と締めくくっています。
上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の3月11日付のコラムである『日本株が米国、中国に比べて「弱い」理由』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
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レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。
フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ