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UPDATE1: 東京株式市場・前場=反発、日銀決定会合への期待感も

発行済 2010-01-26 11:48

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

前場終値 10525.96 (+13.27) 前場終値 10520 (+10)

寄り付き 10506.15 寄り付き 10500

安値/高値 10501.14─10566.49 安値/高値 10490─10570

出来高(万株) 88197 出来高(単位) 29674

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 [東京 26日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反発。材料難で方向感に乏し

いなか、長期マネーの海外投資家による主力株買いが下支えとなったという。一方、日銀

金融政策決定会合をめぐり一段の金融緩和策への期待感が一部に出たといい、短期筋の先

物買いも観測された。

 ただ、企業決算発表の本格化と月末の経済指標発表を控えて様子見ムードが強く、上値

は重いとみられている。

 前場の東証1部騰落数は値上がり868銘柄に対して値下がり597銘柄、変わらずが

216銘柄だった。午前の東証1部の売買代金は5938億円。

 

 きょう午前の東京市場は小幅続落で寄り付いた後、徐々に切り返してきた。外国為替市

場でドル/円が1ドル90円台半ばまでやや円安に振れたことも好感された。25日に起

債されたギリシャの新発5年物国債は、高利回りの価格設定を受けて強い引き合いが見ら

れた。過去数週間高まっていた同国の経済危機に対する不安が一部緩和されたことも好材

料になっているという。

 

 菅直人副総理兼財務・経済財政担当相は26日の午前、参院予算委員会で「予算執行と

日銀の金融政策との連動で一刻も早くデフレから脱却したい」と述べた。これを受けて市

場の一部では「日銀決定会合でもう一段政策への圧力がかかっているとの思惑が働き、短

期筋が先物買いを入れたようだ」(明和証券シニア・マーケットアナリストの矢野正義

氏)とみられている。

 立花証券・執行役員の平野憲一氏は「上値は重いものの、底堅い。海外の長期マネーは

調整局面で短期筋のように売りに回ることはない。一方、国内の個人投資家にとっては押

し目買いのタイミングとなっており、売り方が見当たらない」と述べた。

 きょう午前の東京市場では、証券やその他金融のほか、商品市況の堅調を背景に石油・

石炭や鉄鋼が高かった。海運、情報・通信は売られた。

 個別銘柄では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、

三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>など

の大手銀行株がさえない。

 キッコーマン<2801.T>が堅調。同社は25日、完全子会社である日本デルモンテ(東京

都港区)の生産体制見直しを発表。現在の5つの生産拠点を群馬工場と長野工場の2工場

に集約して年間10億円の経費削減を見込んでおり、これが買い材料となった。

 KDDI<9433.T>は売り先行となった。2010年3月期の当期純利益を従来予想の

2550億円から2250億円に引き下げたことなどが嫌気された。

 (ロイター日本語ニュース 石渡 亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com;03-6441-1784;ロイターメッセージング:

akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

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