(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5276.85(+16.54)
前営業日終値 5260.31(‐42.68)
--------------------------------------------------------------------------------
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5668.93(+37.56)
前営業日終値 5631.37(‐63.95)
--------------------------------------------------------------------------------
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3807.04(+25.19)
前営業日終値 3781.85(‐38.93)
--------------------------------------------------------------------------------
<ロンドン株式市場> 5日ぶりに反発。鉱山・金融株が軟調となる一方、ディフェン
シブ株がしっかりだった。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時、取引時間中の年初来安値となる
5215.73をつける場面もみられた。
IGインデックスの首席市場ストラテジスト、デービッド・ジョーンズ氏は「過去数日
間の底堅い動きは売りが終了した兆候ととらえられる可能性がある。1月につけた高値水
準への戻りを目指す時期に来ているかもしれない」と語った。
ディフェンシブ銘柄への選好が強まった。スイス医薬品メーカー、ノバルティス
ミスクライン
他にはインペリアル・タバコ
1.4%高、ユナイテッド・ユーティリティーズ
食品小売りではセインズベリー
0.7─1.3%上昇した。
一方、需給懸念による金属価格の下落を背景に鉱山株は軟調。フレスニロ
ザキミス
ミン
欧州連合(EU)規制当局は、BHPビリトンとリオ・ティントが計画している鉄鉱石
生産の合弁事業について、反トラスト法に違反していないか調査を開始した。リオ・ティ
ント
第4・四半期の英国内総生産(GDP)が前期比プラス0.1%となるなか、金融株が
さえず。ロイズ・バンキング・グループ
ンド
<欧州株式市場> 5営業日ぶりに反発。好調な企業決算が一部支援したほか、米消費
者信頼感指数が上昇し、市場心理を押し上げた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.34ポイント(0.43%)高
の1022.99。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は20.44ポイント(0.73%)高
の2827.74。
医薬品株の上昇が目立った。ノバルティス
ザ(H1N1型)ワクチン販売が寄与し、第4・四半期決算で純利益が54%増の23億
ドルとなった。
アストラゼネカ
米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が発表した1月の消費者信頼感
指数は55.9と3カ月連続で上昇し、2008年9月以来の高水準となった。
シティ・インデックスのストラテジスト、ニック・ サーフ氏は「消費者信頼感指数は
予想よりも良く、市場を押し上げた」とし、これまでの売られ過ぎの状況を修正する形で
市場が若干上向いたとの見方を示した。
総合電機のシーメンス
部門の底堅い業績を背景に、10―12月期の利益の伸びが市場予想を上回った。
半導体メーカーのインフィニオン
が約2%上昇。同業の米テキサス・インスツルメンツ
四半期のすべての製品分野、および地域での売り上げは、今後も継続するとの見通しを示
したことが材料視された。
一方で鉱山株はさえない。中国による金融引き締め策が需要を抑制するとの懸念から金
属価格が下落した。アントファガスタ
[東京 27日 ロイター]