UPDATE1: 米国株式市場＝小反落、規制めぐる警戒感などで終盤下げに転じる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（カッコ内は前営業日比）

ダウ工業株３０種（ドル）<.DJI>

　　　　　終値　　　　　　　　　10194.29（‐ 2.57）

　　　前営業日終値　　 　10196.86（＋23.88）

ナスダック総合<.IXIC>

　　　　　終値　　　　　　　　　2203.73（‐7.07）

　　　前営業日終値　　 　2210.80（＋5.51）

Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>

　　　　　終値　　　　　　　　　1092.17（‐4.61）

　　　前営業日終値　　 　1096.78（＋5.02）

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　［ニューヨーク　２６日　ロイター］　２６日の米株式相場は小反落。消費者信頼感指

数や一部企業決算は堅調だったが、規制をめぐる警戒感などに圧迫された。２７日に予定

される米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明発表やオバマ大統領の一般教書演説を控え

た警戒感から、取引終盤に下げに転じた。

　ＩＣＡＰエクイティーズのマネジングディレクター、ケネス・ポルカリ氏は「ＦＯＭＣ

は金利を据え置くとの見方が大勢で、バーナンキ連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の再任を

めぐる不透明感が漂う中、大きな発表はないとみられている」と述べ、一般教書演説への

関心のほうが強いとの見方を示した。

　米上院は週内にバーナンキ議長の再任を承認する採決を行う見通しだが、一部の議員は

反対票を投じる意向を示している。

　コンファレンス・ボードが発表した１月の消費者信頼感指数は３カ月連続で上昇し、

２００８年９月以来の高水準となった。中国の預金準備率引き上げ指示などを受けて序盤

軟調だった株価は、この指標を受けて上昇に転じた。

　ダウ工業株３０種<.DJI>は２．５７ドル（０．０３％）安の１万０１９４．２９ドル。

　ナスダック総合指数<.IXIC>は７．０７ポイント（０．３２％）安の２２０３．７３。

　Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>は４．６１ポイント（０．４２％）安の１０９２．１７。

　ベライゾン・コミュニケーションズは１．６％安。予想以上に緩やかな景気回復

の圧迫を受けているとの見方を示した。

　半面、損保大手トラベラーズは第４・四半期の利益が市場予想を上回ったこと

を好感して２．７％高。

　アップルも前日発表した四半期決算が強い内容となったことや、２７日に発表

予定のタブレット型パソコンへの期待感を材料に１．５％上昇した。

　マイクロソフトは０．７％高。

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