（カッコ内は前営業日比）
ＦＴ１００種総合株価指数（ロンドン）<.FTSE>
終値 5217.47（‐59.38）
前営業日終値 5276.85（＋16.54）
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クセトラＤＡＸ指数（フランクフルト）<.DAX>
終値 5643.20（‐25.73）
前営業日終値 5668.93（＋37.56）
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ＣＡＣ４０種平均指数（パリ）<.FCHI>
終値 3759.80（‐47.24）
前営業日終値 3807.04（＋25.19）
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＜ロンドン株式市場＞ 反落。指数は終値で５週間ぶり安値となった。エネルギー株や
金融株に売りが出た。
ＦＴ１００種総合株価指数<.FTSE>は昨年１２月１８日以来の安値。
ＣＭＣマーケッツの市場アナリスト、ジェームズ・ヒューズ氏は「現時点で相場の材料
はほとんど中国一色で、とりわけ過熱する経済に対する同国の対応が焦点になっている」
と述べた。
中国がクレジットの伸び抑制に向けた取り組みを強化するなか、先行きの原油需要に対
する見通しが不透明となり、エネルギー株が軟調。ＢＧグループ
イヤル・ダッチ・シェル
がきつく４．６％安。ウガンダでの資産開発絡みの資金を調達するため１６億ドル規模の
株式を売却した。
金属価格の下落で鉱山株も安い。フレスニロ
グロ・アメリカン
スペインの金融大手ＢＢＶＡ
がさえず。バークレイズ
トランド（ＲＢＳ）
ロイズ・バンキング・グループ
＜欧州株式市場＞ 反落。スペインのＢＢＶＡ
株の売りが膨らんだ。ギリシャの財政問題をめぐる懸念も根強い。
ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数<.FTEU3>は９．１６ポイント（０．９０％）安
の１０１３．８３。月初来では３％前後下げている。
ＤＪユーロＳＴＯＸＸ５０種指数<.STOXX50E>は４０．３４ポイント（１．４３％）安
の２７８７．４０。
ＢＢＶＡは６．４％安。第４・四半期の不良債権比率が前期比で１％ポイント近く上昇
したことを明らかにした。
バンコ・サンタンデール
─５．１％下落。ギリシャのアルファ銀行
シャ・ナショナルバンク
ラング・アンド・シュワルツ（フランクフルト）のストラテジスト、ジュゼッペ・グイ
ド・アマート氏は「上げを保つことができないのは良い兆候ではない。ギリシャが大きな
問題だ」と述べた。
英フィナンシャル・タイムズ紙（ＦＴ）は関係筋の話として、ギリシャが中国政府に最
大２５０億ユーロ（３５０億ドル）の国債購入を打診していると伝えたが、ギリシャ財務
省がこの報道を否定したことが市場心理を冷やした。
ドル高を受けて原油価格が７５ドルを下回ったことを背景にエネルギー株も軟調だった。
ＢＧグループ
は１．１─２．４％安。
金属価格の下落を受けて鉱山株も連れ安となった。アングロ・アメリカン
ントファガスタ
３．２％値を下げた。
プライムビュー（パリ）のプレジデント、ピエール・サバティエ氏は「回復全般につい
てはすでに織り込み済みなので、相場は明るいニュースに反応しなくなっているが、悪材
料には反応している」と指摘した。
［東京 ２８日 ロイター］