（カッコ内は前営業日比）
ＦＴ１００種総合株価指数（ロンドン）<.FTSE>
終値 5145.74（‐71.73）
前営業日終値 5217.47（‐59.38）
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クセトラＤＡＸ指数（フランクフルト）<.DAX>
終値 5540.33（‐102.87）
前営業日終値 5643.20（‐ 25.73）
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ＣＡＣ４０種平均指数（パリ）<.FCHI>
終値 3688.79（‐71.01）
前営業日終値 3759.80（‐47.24）
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＜ロンドン株式市場＞ 続落。世界経済に対する懸念が再燃し、約３カ月ぶりの安値で
引けた。商品（コモディティー）株が大幅に売られたほか、さえない業績発表を背景に
アストラゼネカ
ＦＴ１００種総合株価指数<.FTSE>は７１．７３ポイント（１．３７％）安の
５１４５．７４。終値として昨年１１月６日以来の安値となった。
原材料価格が下落するなか商品株に売りが出た。この日発表された米新規失業保険週間
申請件数と１２月の米耐久財受注が精彩を欠く内容となり、世界経済の迅速な回復に対す
る懐疑的な見方が強まった。
リオ・ティント
ギリシャの財政問題をめぐる懸念が根強いことも、今後数カ月にわたって市場が混乱す
るとの見方につながった。
シティ・インデックスのストラテジスト、ニック・サーフ氏は「ギリシャが話題に上っ
ている。良いニュースとはいえず、今は神経質になっている」と述べた。
米原油先物が下落しエネルギー株も軟調。ケアン・エナジー
ロイヤル・ダッチ・シェル
当初堅調だった銀行株は下げに転じた。スタンダード・アンド・プアーズはこの日、
英国の銀行システムについて、もはや世界的に最も安定しリスクの低いシステムとは見な
さないとの見解を示した。
バークレイズ
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
医薬品株ではアストラゼネカが４．６％安。第４・四半期決算で利益が予想に届かなか
ったほか、２０１０年について弱気の見通しを発表した。
＜欧州株式市場＞ 続落し、主要指数が７週間ぶりの安値で引けた。ギリシャの財政健
全性をめぐる懸念が根強いなか、金融株や医薬品株に売りが出た。
ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数<.FTEU3>は１２．１０ポイント（１．１９％）
安の１００１．７３。
ＤＪユーロＳＴＯＸＸ５０種指数<.STOXX50E>は５０．０７ポイント（１．８０％）安
の２７３７．３３。
米経済統計で１２月の耐久財受注が予想を下回ったことも圧迫要因になったという。
キャンター・フィッツジェラルドの首席国際市場ストラテジスト、スティーブン・ポー
プ氏は「相場はおそらく穏やかな調整を迎えつつあると思われるが、本格的な調整とはな
らず、単なる振れとみている」と述べた。
スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）がこの日、英国の銀行システムについて、
もはや世界的に最も安定しリスクの低いシステムとは見なさないとの見解を示したことを
嫌気し、金融株が軟調となった。ＢＮＰパリバ
コットランド
１．３─２．６％安。
医薬品株ではアストラゼネカ
ったほか、２０１０年の見通しもさえない内容となった。
一方、フィンランドの携帯電話メーカー、ノキア
昇。第４・四半期決算は、携帯電話機と携帯情報端末（ＰＤＡ）を融合させたスマートフ
ォンの市場シェアが拡大するなか、売上高・利益ともに予想を上回った。
［東京 ２９日 ロイター］