UPDATE1: 米国株式市場＝反落、ハイテク株の下げやギリシャ問題が圧迫

　　　　　　　　　　　　　　　　　（カッコ内は前営業日比）

ダウ工業株３０種（ドル）<.DJI>

　　　　　終値　　　　　　　　　10120.46（‐115.70）

　　　前営業日終値　　 　10236.16（＋ 41.87）

ナスダック総合<.IXIC>

　　　　　終値　　　　　　　　　2179.00（‐42.41）

　　　前営業日終値　　 　2221.41（＋17.68）

Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>

　　　　　終値　　　　　　　　　1084.53（‐12.97）

　　　前営業日終値　　 　1097.50（＋5.33）　　　　

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　［ニューヨーク　２８日　ロイター］　２８日の米株式相場は反落。モトローラ

やクアルコムが示したさえない見通しを受け、ハイテク株が売られた。

また、ギリシャの財政状況をめぐる懸念も地合いの悪化につながった。

　クアルコムとモトローラは業績見通しが予想を下回ったことなどを嫌気して、それぞれ

１４．２％と１２．４％の大幅安となった。フィラデルフィア半導体株指数<.SOXX>は３

％安。

　ギリシャの債務問題をめぐっては、パパンドレウ首相がどの国にも支援を求めていない

と表明したものの、市場では同国の債務返済能力をめぐる懸念からリスク資産の売りが広

がった。

　米上院はこの日、バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の再任を承認した。

　ダウ工業株３０種<.DJI>は１１５．７０ドル（１．１３％）安の１万０１２０．４６ド

ル。

　ナスダック総合指数<.IXIC>は４２．４１ポイント（１．９１％）安の２１７９．００。

　Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>は１２．９７ポイント（１．１８％）安の１０８４．５３。

　３Ｍは第４・四半期決算が市場予想を上回ったものの、株価は１．９％下落。

　一方、プロクター・アンド・ ギャンブル（Ｐ＆Ｇ）は第２・四半期（１０─

１２月）の利益が市場予想を上回り、通年の売上高見通しを引き上げたことを好感して

１．４％上昇した。

　この日発表された経済指標は、１２月の耐久財受注が小幅増加、新規失業保険申請件数

も減少し、米経済が引き続き回復軌道にあることを示唆した。

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