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UPDATE1: 東京株式市場・大引け=4日ぶり反落、トヨタ<7203.T>続落でムード悪化

発行済 2010-02-04 16:24

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

終値 10355.98 -48.35 終値 10350 -70

寄り付き 10434.52 寄り付き 10430

安値/高値 10279.57─10438.41 安値/高値 10280─10440

出来高(万株) 218853 出来高(単位) 60763

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 [東京 4日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は4日ぶり反落。米株はまちまち

だったが為替はやや円安に振れ、外部環境は比較的落ち着いていたものの、リコール問題

が重くのしかかるトヨタ自動車<7203.T>の先行き不透明感が強まっているとして市場のム

ードが悪化した。業績予想を上方修正したホンダ<7267.T>など好業績銘柄を買う動きもあ

ったが、トヨタの系列部品メーカーなどが大幅安となっている。トヨタには内外機関投資

家とみられる大口の売りが出ていたという。

 東証1部騰落数は値上がり816銘柄に対して値下がり710銘柄、変わらずが

150銘柄だった。東証1部売買代金は1兆6853億円。

 ホンダの株価がトヨタを一時逆転した。終値ではトヨタが60円上回ったが、市場では

「株式分割などがあるから比較は難しいが、実質的に初めてではないか」(準大手証券ス

トラテジスト)とされ、象徴的な出来事として受け止められた。

 ホンダは3日に2010年3月期の連結営業利益(米国会計基準)予想を前年比

68.7%増の3200億円に大幅上方修正。一方、トヨタはリコール問題が広がりをみ

せているほか、戦略車種のプリウスにも不具合に関する苦情が出ていることが明らかにな

り先行き不透明感が強まっている。

 

 ただホンダ株の上昇がトヨタ株の下落を吸収するまでには至らなかったほか、関東自動

車工業<7223.T>、デンソー<6902.T>、フタバ産業<7241.T>などトヨタ系銘柄が総崩れ。ド

ル/円が90円後半まで円安方向に進みながら自動車など輸出株は全般的にさえなかった

 市場では「トヨタグループの株式を保有している企業も多いほか、機関投資家にとって

は時価総額減少に伴うリバランスもあるだろう。トヨタには内外投資家からの大口売りが

続いており、ホンダの上昇だけでは吸収できない」(準大手証券トレーダー)との声が出

ていた。

 

 引けにかけては下値で個人などの押し目買いが入り底堅くなったが、上値には慎重なム

ードが強くなっている。証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏は「ホンダなど利益が大

幅に伸びる企業でも主因はコスト削減などで、売上高は前年実績を割り込んでおり来期以

降の展望が立てにくい。10─12月期はそれなりに景気も堅調であったが、欧州の財政

赤字問題や新興国の金融引き締め、そしてトヨタのリコール問題の影響など1─3月期に

入って懸念要因が多く出ていることも不透明感を強めている」との見方を示していた。

 

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

daiki.iga.reuters.com@reuters.net)

 

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

 

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

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