(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4249.21(‐44.82)
前営業日終値 4294.03(+53.02)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 4808.64(‐ 76.45)
前営業日終値 4885.09(+108.62)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3140.44(‐53.24)
前営業日終値 3193.68(+63.95)
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<ロンドン株式市場> 反落。米消費者信頼感指数が予想外に低下するなか、銀行・鉱
山・食品小売株中心に売られた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は44.82ポイント(1.04%)安の
4249.21。四半期ベースでは8.2%上昇し、2003年第4・四半期以来の好成
績となった。
米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が発表した6月の消費者信頼感
指数は49.3と前月から予想外に低下した。また「就職困難」と回答した割合が
44.8%と、前月の43.9%から上昇した。
第1・四半期の英国内総生産(GDP)も1958年以来の大幅な落ち込みとなった。
原油価格が1バレル=70ドルを割り込むなか、石油メジャーが下落。BGグループ
BGグループは、米ダラスのエキスコ・リソーシズ
をめぐり13億ドル支払う方針を示した。
鉱山株も安い。アングロ・アメリカン
%それぞれ下落。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
ラータ
銀行株も売り優勢だった。ロイズ・バンキング・グループ
・オブ・スコットランド(RBS)
タード(スタンチャート)銀行
建材販売大手のウルズリー
ー最高経営責任者(CEO)の退任発表を好感した。
<欧州株式市場> 反落。米消費者信頼感指数が予想外に低下したことを背景に、銀行
・エネルギー株中心に売りが出た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.46ポイント(1.10%)安
の850.17。ただ、第2・四半期では15.9%上昇し、1999年以来の大幅な上
昇となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は36.03ポイント(1.48%)安
の2401.69。
BGCパートナーズのストラテジスト、ハワード・ウィールドン氏は「朗報に比べ、悪
いニュースが相場により痛手を与える状況にある。今日は商いも薄く、わずかなきっかけ
でも容易に影響した」と述べた。
6月のコンファレンス・ボード(CB)米消費者信頼感指数は49.3と、前月の
54.8から低下した。市場予想は55.0だった。
銀行株ではBNPパリバ
エテ・ジェネラル
原油価格の下げはエネルギー株を圧迫。トタル
ッチ・シェル
1.7%安。
消費者信頼感の落ち込みは銅や他の金属価格を圧迫し、鉱山株ではアングロ・アメリカ
ン
仏小売り大手カルフール
リスト会合で、コスト削減計画が明らかにされなかったことで失望感が広がった。同社は
その後計画を発表した。
[東京 1日 ロイター]