(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 8504.06(+57.06)
前営業日終値 8447.00(‐82.38)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 1845.72(+10.68)
前営業日終値 1835.04(‐ 9.02)
S&P総合500種<.SPX>
終値 923.33(+4.01)
前営業日終値 919.32(‐7.91)
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[ニューヨーク 1日 ロイター] 米株式市場は反発。中国・欧州・米国の製造業に
関する統計が底堅い内容となったことで、世界経済の回復をめぐる期待感が高まった。
経済成長の恩恵を受けやすいエネルギー、製造、ハイテク、素材、消費者関連セクター
に買いが入った。
ただ、2日に6月の米雇用統計の発表を控えていることから取引終盤にかけて警戒感が
広がり、終値はこの日の高値を大幅に下回った。
米株市場は独立記念日の振替休日で3日が休場となる。通常より長い週末休暇を控え、
この日は薄商いとなった。
ダウ工業株30種<.DJI>は57.06ドル(0.68%)高の8504.06ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は10.68ポイント(0.58%)高の
1845.72。
S&P総合500種<.SPX>は4.01ポイント(0.44%)高の923.33。
ドルの下落を受け、海外収益が押し上げられるとの見方から国際的に事業を展開する企
業の株価が上昇した。コカ・コーラ
シリアルメーカーのゼネラル・ミルズ
回る見通しを示したことが好感され、3.9%値を上げた。
リラティブ・バリュー・パートナーズのモーリー・ファーティグ最高投資責任者(CI
O)は「リセッション(景気後退)を脱却しつつある明らかな兆候がある。経済は底を打
ったと思う。今四半期の国内総生産(GDP)統計は幾分ポジティブな内容になるだろう
」と語った。
ゼネラル・ミルズの業績見通しを受けて、食品大手クラフト・フーズ
伸、ダウの上げを主導した。
半導体関連株はナスダックを押し上げた。インテル
世界経済の見通し改善で商品価格が上昇し、天然資源株も買われた。ニューモント・マ
イニング
石油大手シェブロン
した。
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