(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 8163.60(‐161.27)
前営業日終値 8324.87(+44.13)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 1746.17(‐41.23)
前営業日終値 1787.40(‐9.12)
S&P総合500種<.SPX>
終値 881.03(‐17.69)
前営業日終値 898.72(+2.30)
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[ニューヨーク 7日 ロイター] 米株式相場は大幅下落し、ダウとS&Pはほぼ1
0週間ぶりの安値で引けた。第2の景気刺激策をめぐる観測を受けて経済の回復ペースは
予想よりも遅いとの懸念が高まった。今週始まる決算シーズンについても、弱い内容にな
るとの見方が広がっている。
米政府の経済再生諮問会議のメンバー、ローラ・タイソン氏は、米国は景気刺激策の第
2弾を予備的に計画すべきとの見方を示した。
ジョンソン・イリントン・アドバイザーズの最高投資責任者、ヒュー・ジョンソン氏は
「景気回復が予想ほど早急かつ力強いものにはならないとの懸念が、投資家の間で過去3
週間余りで明らかに強まっている」とし、「第2の景気刺激策の観測が浮上すれば火に油
を注ぐようなもので、景気回復の時期と強さをめぐる懸念を強める」と語った。
ダウ工業株30種<.DJI>は161.27ドル(1.94%)安の8163.60ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は41.23ポイント(2.31%)安の1746.17。
S&P総合500種<.SPX>は17.69ポイント(1.97%)安の881.03。
S&Pは5月1日以来、ダウは4月28日以来の安値で引けた。
商品(コモディティー)価格の下落を受けて素材、エネルギー、工業セクターの循環株
が下げを主導し、キャタピラー
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の米原油先物
落し、エネルギー株を圧迫。エクソンモービル
サービスのシュルンベルジェ
<.GSPE>は2.5%安。
ディフェンシブセクターのヘルスケア関連株はほぼ終日プラス圏で取引されたものの、
S&Pヘルスケア指数<.GSPA>は結局0.3%安で引けた。医薬品大手ファイザー
は0.1%の小幅高となった。
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