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欧州株式市場サマリー(14日)

発行済 2009-07-15 03:16
BP
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                           (カッコ内は前営業日比)

FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>

 終値      4237.68(+35.55)

前営業日終値   4202.13(+74.96)

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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>

 終値      4781.69(+59.35)

前営業日終値   4722.34(+146.03)

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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>

 終値      3081.87(+29.79)

前営業日終値   3052.08(+68.98))

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 <ロンドン株式市場> 続伸。鉱山・金融・石油株が買われた。経済指標はまちまち

だったが、米企業決算が予想を上回ったことを好感した。

 FT100種総合株価指数<.FTSE>は3月につけた6年ぶり安値から23%超上昇した。

 6月の米卸売物価指数(PPI)総合指数は予想を大きく上回って上昇したが、市場は

米ゴールドマン・サックス・グループやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)

の決算内容が予想を上回ったことの方に大きく反応した。

 キリクのパートナー、ポール・カバナー氏は「最近の市場の弱さを踏まえると、第2・

四半期の決算シーズンは若干の押し上げ材料となるかもしれない。さもなければ、

FT100種指数は4000を下回る可能性がある」と述べた。

 ゴールドマンの2009年第2・四半期(4─6月)決算が33%の増益となったこと

を受け、銀行株に買いが入った。バークレイズ、HSBC、ロイズ・

バンキング・グループ、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)

は1.2─2.1%高。

 投資家の間で金属価格の一段の上昇が見込まれるなか、鉱山株も買われた。フレスニロ

、ロンミン、カザキミス、アントファガスタ、エクスト

ラータ、リオ・ティントは5.1─13.3%値上がりした。

 保険株も高い。アヴィヴァ、フレンズ・プロビデント、オールド・ミュー

チュアル、プルーデンシャルは0.9─3.5%値を上げた。

 エネルギー株では、ケアン・エナジー、BP、BGグループ、タ

ロー・オイルが0.4─4.9%上昇した。

 携帯電話ボーダフォンは1.9%安。UBSが投資判断を「バイ」から「ニュ

ートラル」に引き下げ、目標株価を下方修正したことを嫌気した。UBSはノートで、

景気低迷や市場シェアの低下、為替の影響がボーダフォンの利益見通しを圧迫していると

の見方を示し、2009年は11%の減益と予想した。

 <欧州株式市場> 続伸。米ゴールドマン・サックスの決算が予想を上回ったこ

とを受けて金融セクターの業績回復に対する期待が高まり、銀行株に買いが入った。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.96ポイント(1.2%)高

の840.15。終値として7月3日以来の高値となった。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は25.49ポイント(1.09%)高

の2370.71。

 銀行株が買われ相場を押し上げた。BNPパリバ、ドイツ銀行

HSBC、ソシエテ・ジェネラル、UBS

ウニクレディトが2.1―3.6%上昇した。

 カゼノブ(ロンドン)のマクロ・ストラテジー調査部門代表ダレン・ウィンダー氏は

「経済は転換点に近づいている」と指摘。「利益は底を形成し始めており、年後半から

2010年にかけて成長するはずだ」と述べた。

 ゴールドマンが同日発表した第2・四半期決算は、好調なトレーディングを背景に

33%の増益となった。

鉱山株も金属価格の上昇を背景に堅調。生産に関する報告を控えたリオ・ティント

が5.1%高。16日に第2・四半期の生産報告を発表するフレスニロ

が13.3%上昇した。

 自動車株にも買いが入った。経済見通しに対する投資家の楽観的な見方が強まった。

ルノー、プジョー、BMWが2.7―5.3%上昇した。

 フィアットも2.8%高。22日の第2・四半期決算発表を前に、ICAPが

投資推奨を「セル」から「バイ」に引き上げた。

 エネルギー株も上昇。トタル、スタトイルハイドロなどが値を上げ

た。

 一方、太陽電池で世界最大手のドイツのQセルズが14.4%安。通年の売

り上げ見通しを撤回し、第2・四半期にかなりの営業損失が見込まれるとの予想を示した。

                          [東京 15日 ロイター]

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