(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 8359.49(+ 27.81)
前営業日終値 8331.68(+185.16)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 1799.73(+ 6.52)
前営業日終値 1793.21(+ 37.18)
S&P総合500種<.SPX>
終値 905.84(+ 4.79)
前営業日終値 901.05(+ 21.92)
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[ニューヨーク 14日 ロイター] 米株式市場は小幅続伸。予想を上回る企業決算
が好感され、弱い消費需要をめぐる懸念というマイナス材料の影が薄れた。
ダウ工業株30種<.DJI>は27.81ドル(0.33%)高の8359.49ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は6.52ポイント(0.36%)高の1799.73。
S&P総合500種<.SPX>は4.79ポイント(0.53%)高の905.84。
アナリストは、ゴールドマン・サックス
ついて、金融機関の決算が力強い内容になるとの見方から2%超上昇した13日の市場に
既に織り込まれていたと指摘している。
決算シーズンに入って好材料と悪材料が入り混じり、この日はレンジ取引となった。
6月の米小売売上高がさえない内容となったことや、パソコン大手デル
の変化により第2・四半期の利益率が低下するとの見通しを示したことなどが嫌気され、
上値の重さにつながった。
一方、鉄道会社CSX
や、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)
支援した。
ウェルズ・ファーゴ・アドバイザーズのシニア株式市場ストラテジストは「もうしばら
く、こうしたレンジ取引が続くだろう」と語った。
米商務省が発表した6月の小売売上高は自動車とガソリンの売り上げが全体を押し上げ
て前月比0.6%増となり、エコノミスト予想の0.4%増を上回ったものの、増加の主
な要因はガソリン価格の上昇だった。
ゴールドマンが14日に発表した2009年第2・四半期(4―6月)決算は増益とな
り、市場予想を上回った。ただ、この日は0.2%高と小幅な上昇にとどまった。前日に
は5%急伸していた。
J&Jは0.9%上昇した。
CSXのマイケル・ワォードCEOは14日、ロイターの電話インタビューで、米リセ
ッション(景気後退)の最悪期は終わったようだと語った。同社の決算も市場予想を上回
り、同社株は7%上伸した。ダウ運輸株指数<.DJT>は1.3%高となった。
一方、デルは8.1%急落して相場を圧迫した。
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