日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:>
前場終値 9735.97 +12.81 前場終値 9740 +10
寄り付き 9712.10 寄り付き 9710
安値／高値 9703.84─9749.37 安値/高値 9700─9750
出来高(万株) 91750 出来高(単位) 16601
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［東京 ２３日 ロイター］ 東京株式市場で日経平均は小幅続伸。手掛かり難から前
日終値を挟んでのもみあいとなった。午前の東証１部の売買代金は５３７５億円と引き薄
商いが続いており、市場では「海外投資家も含めてフローが細っている。きょうから本格
化する国内企業決算の発表を前に、動きづらいのではないか」（国内投信）との声が出て
いる。
前場の東証１部騰落数は値上がり７１４銘柄に対して値下がり７６２銘柄、変わらず
が２０２銘柄だった。
日経平均は２５日移動平均線を大きく上回り、テクニカル面では強い動きを確認した格
好だが、市場では「急ピッチな戻りに対して警戒感が台頭している。短期筋もここからは
積極的に上値を追えないようだ」（準大手証券情報担当者）と慎重な声が出ている。
みずほ証券投資情報部・マーケットアナリストの高橋幸男氏は、海外投資家は短期資金
が主流となっている一方、国内投資家の動きはほとんど止まっていると指摘。「政局や、
相次ぐ大型ファイナンスで思惑的な空売りによる不安定な動きへの警戒感があるようだ」
とみている。
一方、みずほインベスターズ証券・エクイティ情報部長の稲泉雄朗氏は「２４日のみず
ほフィナンシャルグループ<8411.T>の公募株受け渡しで、大型ファイナンスは一巡する。
需給改善により資金の回転が見込まれる」と期待する。
今週は午後に先物で大口の売買が観測されることが多く、きょうも薄商いのなか「先物
売買で突出している一部のブローカーがどう動くかが注目されている」（国内証券トレー
ダー）という。
業種別では、非鉄金属、ガラス・土石、電気機器、自動車の上昇が目立った。鉱業、保
険、不動産などはさえない。
銘柄別では、ソニー<6758.T>、キヤノン<7751.T>、トヨタ自動車<7203.T>などの主力株
が上昇して前引けた。
ＮＴＴドコモ<9437.T>が軟調。２３日付日経新聞朝刊が、同社の２００９年４─６月期
の連結営業利益（米国会計基準）が前年同期比１６％減の２５００億円程度だったようだ
と報じ、嫌気された。
武田<4502.T>が売られた。同社はきょう午前、米国での２型糖尿病治療薬の審査終了目
標日が９月４日に延期となったと発表した。
（ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者）
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<.AV.T> 東証第１部出来高上位３０傑
<.AM.T> 東証第１部売買代金上位３０傑
<.PG.T> 東証第１部値上がり率上位３０傑
<.PL.T> 東証第１部値下がり率上位３０傑
<.NG.T> 東証第１部値上がり幅上位３０傑
<.NL.T> 東証第１部値下がり幅上位３０傑
<.AV.Q> ジャスダック出来高上位３０傑
<.AM.Q> ジャスダック売買代金上位３０傑
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<.TOPX> ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）
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