[6日 ロイター] - S&Pグローバルが6日発表した4月のロシア・サービス業購買担当者景気指数(PMI)は44.5と、前月の38.1に続き景況拡大と悪化の節目である50を下回った。欧米などの対ロシア制裁の影響で消費者の購買力が低下し、顧客の需要低迷や新規受注の落ち込みを招いた。
企業のコスト削減の取り組みを反映し、雇用は5カ月連続で減少。今後1年の見通しも一段と悪化した。
新規受注は7カ月連続で減少し、新規輸出受注も減少した。
企業のコスト負担は大幅な増加を続け、産出価格は2001年10月の統計開始以降で2番目に高い伸びを示した。