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UPDATE1: 東京株式市場・大引け=8日続伸、過熱感もあり1万円には届かず

発行済 2009-07-24 15:40

*見出しを一部修正して再送しました。

日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:> 

終値 9944.55 +151.61 終値 9940 +160

寄り付き 9909.40 寄り付き 9940

安値/高値 9863.87─9950.04 安値/高値 9860─9960

出来高(万株) 259410 出来高(単位) 74208

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 [東京 24日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は8日続伸となり、9900円

台で大引けた。米株高と円安基調を背景に朝から買い先行となった半面、急ピッチの上昇

に対する警戒感も根強く、心理的なフシ目となる1万円には届かなかった。午後は香港な

どのアジア株の伸び悩みも下押し圧力となり、先物に断続的な売りも出たという。

 市場では「短期筋の売買が中心であり、ポジションを閉じるのも速い。急ピッチな上昇

で短期的な過熱感も出ている」(準大手証券トレーダー)との声が聞かれた。

 東証1部騰落数は値上がり1269銘柄に対して値下がり319銘柄、変わらずが

109銘柄。東証1部売買代金は1兆6102億円だった。

 きょうは高値圏での推移ながら「週末を控え、1万円を前にいったん利益確定売りも出

た」(国内証券)という。市場では「大引けにかけて先物にまとまった買い戻しが入り再

度上値を試したが、米国市場に過熱感が高まっていることなどを考えれば、この水準から

買い上がる投資家は少ない」(大手証券エクイティ部)との声がきかれた。

 来週以降、国内企業決算が本格化するが、みずほ証券エクイティ調査部シニアテクニカ

ルアナリストの三浦豊氏は、4─6月期業績の改善はかなりの部分を織り込んでいるとみ

ている。「決算を受けて個別銘柄は物色されるかもしれないが、指数全体では通期の上方

修正などが出ないと新たな買い材料にはならない」と述べた。

 十字屋証券資金運用グループ・チームリーダーの岡本征良氏は、4─6月期の企業業績

は改善が期待できる一方、GDPなどマクロ面での改善も確認する必要があると指摘。「

8月は4─6月期のGDPが発表されるほか、総選挙もある。国内要因が徐々に市場心理

に影響してくるのではないか」とみている。

  

 業種別では、電気機器、海運、非鉄金属、自動車が高い。電気・ガス、銀行、食品はさ

えない。

 個別銘柄ではソニー<6758.T>、キヤノン<7751.T>、トヨタ自動車<7203.T>などの主力輸

出株が総じて堅調だった。国際石油開発帝石<1605.T>、住友金属鉱山<5713.T>などの資源

関連株も買われた。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ

<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などの大手銀行株は売られた。

 明電舎<6508.T>、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>などの材料株は後場、

反落。「短期筋の売買が中心で、手仕舞い売りに押された」(ディーラー)という。

 

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com; 03-6441-1784; ロイターメッセージング

:akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

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  株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

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