(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4576.61(+16.81)
前営業日終値 4559.80(+66.07)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5229.36(‐ 17.92)
前営業日終値 5247.28(+125.72)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3366.45(‐ 7.27)
前営業日終値 3373.72(+68.65)
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<ロンドン株式市場> 10営業日続伸。続伸は2003年以来の長さとなった。銀行・
エネルギー株が買われ、FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値で1月7日以来、6カ
月半ぶりの高値となった。ただ、米株式が軟調となったことや弱い英経済指標が圧迫し、
上昇は限定的だった。
FT100種指数は米企業の好決算を手掛かりに過去2週間で約11%上昇した。
第2・四半期の英実質国内総生産(GDP)伸び率は前期比マイナス0.8%、前年比
マイナス5.6%となり、いずれも市場予想を上回るマイナス幅となったが、市場は反応
薄だった。
ブリューイン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は、市場は短期
的には一服商状となったにせよ、世界的な景気回復期待で長期的にはまだ上伸する可能性
があると指摘。「景気回復が進んでいるとの見方が強まりつつある。英GDP伸び率はさ
えない数字だったが、投資家は決算内容の改善の方に注目している」と述べた。
銀行株には高い需要が見られた。バークレイズ
バンキング・グループ
原油価格の上昇を受けてエネルギー株も高い。BGグループ
ダッチ・シェル
7月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は前月から悪化し、4月以来の低水
準となった。これを受けて、FT100種指数の上値は重くなった。
一方、7月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、サービス部門・製造業
ともに景気判断の分かれ目である50は引き続き下回ったものの、エコノミストが予想し
た以上の改善を見せた。この指標は相場を支援した。
<欧州株式市場> 10営業日ぶりに反落。ハイテク株が軟調となり金融株の上昇を相
殺した。
7月の米ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が4月以来の水準に低下したことも相
場を圧迫した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.76ポイント(0.08%)安
の907.39。一時915.34と2008年11月以来の水準に上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.03ポイント(0.12%)安の
2582.76。
BGCパートナーズのストラテジスト、ハワード・ウィールドン氏は「9日連騰の後に
勢いを失った。これまでの企業決算はまずまずの内容だが、危機が終わったとは言えない」
と述べた。
ハイテク株に大きく売りが出た。スウェーデンの通信機器大手エリクソン
7.7%安。景気低迷の市場への影響が顕著になったとの見方を示した。
仏アルカテル・ルーセント
ノキア
化学株も軟調。スイスの農業化学大手シンジェンタ
2009年の業績見通しを引き下げたことを嫌気した。
独バイエル
が0.9―2.3%下落した。
医薬品株では独メルク
(CHMP)は同社の「アービタックス」について、肺腫瘍の治療効果は限定的で、重い
副作用を起こす場合があるとの見解を示した。
一方、銀行株には買いが入った。スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行
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[東京 25日 ロイター]