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UPDATE1: 東京株式市場・前場=続伸、米ダウ上昇やハイテク再編期待で大台回復

発行済 2009-07-27 11:56

日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:> 

前場終値 10118.27 (+173.72) 前場終値 10130 (+190)

寄り付き 10020.87 寄り付き 10040

安値/高値 10015.11─10131.64 安値/高値 10020─10140

出来高(万株) 106177 出来高(単位) 44448

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 [東京 27日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続伸。7月1日以来となる

1万円の大台を回復した。前週末の米市場ではナスダックが13営業日ぶりに反落した

が、ダウとS&Pが終値ベースで8カ月ぶりの高値まで上昇。為替でドル/円が94円台

後半と比較的落ち着いており、米株高を好感した買いが輸出株を中心に先行した。また

日立製作所<6501.T>が東証に上場している日立マクセル<6810.T>などグループ5社を完全

子会社にすると報じたことで、ハイテク株などに再編期待が強まったことも株高を後押し

した。

 前場の東証1部騰落数は値上がり1248銘柄に対して値下がり314銘柄、変わらず

が128銘柄だった。

 日経平均は前週末までの8連騰で約900円上昇したが、7月1日の高値は抜けておら

ず月間パフォーマンスではマイナスだった。米株高をけん引してきたナスダックが13営

業日ぶりに反落し海外市場では一服感も出始めているが、日本株はこれまでの出遅れ感を

修正するように上昇している。

 海外勢や国内機関投資家のフローが目立って増えているわけではないが、これまで見送

られてきた主力株に買いが入っているという。

 市場では「韓国、台湾、上海、シンガポールなどアジア株が軒並み連騰となっていたの

で、日本株は出遅れ修正の局面。米国のミューチュアルファンドなど、海外の実需筋も買

っているようだ」(国内投信)との声が出ていた。

 ハイテク株に再編期待が強まったのも株価をけん引した。日立製作所<6501.T>は日立マ

クセル<6810.T>、日立プラントテクノロジー<1970.T>、日立情報システムズ<9741.T>、日

立ソフトウェアエンジニアリング<9694.T>、日立システムアンドサービス<3735.T>を完全

子会社にすると一部で報じられたことが材料。ハイテク株は米ナスダックの連騰で、先回

り的な買いも入っていたが、再編という新たな材料に刺激を受けた形だ。

 みずほ総研シニアエコノミストの武内浩二氏は「米国で企業決算がポジティブサプライ

ズと受け止められ、株価は連騰している。日本の企業も決算内容が強いとの期待から日経

平均株価が久々に1万円を回復した。目先は、企業決算が期待通りなら底堅い値動きが予

想される」とみる。そのうえで「ただ期待先行できた分、厳しい姿が浮かび上がれば利益

確定売りに転じるだろう。上値めどは1万0500円。総選挙を前に手控えムードが広が

ることで、その水準より上値は追いにくいのではないか」との見方を示している。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグ

ループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンク株がしっかり。

トヨタ自動車<7203.T>やパナソニック<6752.T>などの主力輸出株も高い。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

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  <0#JTI:> TOPIX先物

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