(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 9108.51(+15.27)
前営業日終値 9093.24(+23.95)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 1967.89(+1.93)
前営業日終値 1965.96(‐7.64)
S&P総合500種<.SPX>
終値 982.18(+2.92)
前営業日終値 979.26(+2.97)
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[ニューヨーク 27日 ロイター] 米株式市場は終盤に切り返し、小幅高で引けた。
このことろの上昇局面で出遅れていた銀行株に買いが入った。
米新築住宅販売が予想を上回ったことを受けて、住宅市場の不振によるクレジット損失
で最も打撃を受けていた一部地銀が買われた。
ダウ工業株30種<.DJI>は15.27ドル(0.17%)高の9108.51ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は1.93ポイント(0.10%)高の1967.89。
S&P総合500種<.SPX>は2.92ポイント(0.30%)高の982.18。
リージョンズ・フィナンシャル
ダウ住宅建設株指数<.DJUSHB>は4.3%上伸。
米商務省が発表した6月の新築1戸建て住宅販売統計によると、総販売戸数は前月比
11%増の年率38万4000戸と、予想を上回って増加し、2000年12月以来の大
幅な伸びとなった。米住宅市場が1930年代の大恐慌以来の最悪の不況から回復し始め
た可能性が示唆された。
予想を上回る好調な企業決算に加え、強い経済指標が支援材料となり、主要株価3指数
は過去2週間にそれぞれ約11%上昇した。2週間の上昇としては、S&Pが3月初めに
終値ベースで12年ぶり安値をつけた直後以来の良好なパフォーマンスとなった。
ウェドブッシュ・モルガンのシニアトレーダー、マイケル・ジェームズ氏は「企業決算
のポジティブサプライズを受けて2週間前にはもう少し投資意欲が見られた。この2週間
の市場の動きを踏まえると、今はその意欲がやや減退している」と指摘した。
通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ
が減益となったことが嫌気された。
医療保険のエトナ
れた。
バイオ医薬品大手のアムジェン
ほか、通年の業績見通しを引き上げたことが好感されて時間外取引で3.2%急伸した。
通常取引終値は0.25%安。
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