日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:>
前場終値 10104.91 (+17.65) 前場終値 10100 (+20)
寄り付き 10035.91 寄り付き 10030
安値/高値 10035.91─10161.95 安値/高値 10020─10170
出来高(万株) 94981 出来高(単位) 40644
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[東京 29日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は小反発。為替が
ドル/円
たが、中国など新興国需要への期待で鉄鋼株や建設機械株が買われた。
ただ、実需筋からの買いは細く、短期筋のフローが中心で小幅なもみあいとなった。
7月の米消費者信頼感指数は予想以上に低下したが、5月のスタンダード・アンド・
プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数の上昇で市場センチメントへの影響は
相殺された形となり、全体的な方向感には乏しい展開となっている。
前場の東証1部騰落数は値上がり728銘柄に対して値下がり760銘柄、変わらず
が172銘柄だった。
「押し目待ちに押し目なし」「閑散に売りなし」──といった相場格言通りの相場とな
った。短期的な過熱感は海外市場含め依然強いものの、利益確定売りや戻り売りの勢いは
鈍く、底堅い展開が続いている。「1万円割れでの押し目買いを狙っていた投資家にとっ
ては、当てが外れた形。利益確定売りもしづらく、結果として下げない相場となっている」
(国内証券)という。
7月の米消費者信頼感指数は予想以上に低下したが、5月のスタンダード・アンド・プ
アーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数が約3年ぶりに上昇するなどマクロ経済
指標もまちまちで、全体的には方向感に乏しい展開となっている。
午前の東証1部売買代金は6818億円と前日よりはやや膨らんでいるが、証券会社の
トレーダーからは閑散相場が続いているとの声が多い。「欧州系証券経由で商品投資顧問
業者(CTA)とみられるような買いが入り先物を押し上げたが、実質は薄商いが続いて
いる。下がらない相場にしびれを切らした国内機関投資家もいるだろうがまだ一部だ」(
準大手証券トレーダー)という。
個別ではJFEホールディングス<5411.T>が商いを集め、連日の年初来高値更新となっ
ている。足元の業績はさえないが、今後、アジアでの需要拡大の恩恵を受けるとの期待が
強いという。市場では「足元の業績が悪いのはわかっている。今後の収益改善を買う動き
になっている」(準大手証券情報担当者)との声が出ている。
コマツ<6301.T>も28日に発表した2009年4―6月期業績(米国会計基準)で売上
高は前年比47.2%減の3204億円、営業利益が前年比9割減の82億円と低調だっ
たが、「織り込み済み」(準大手証券)として、悪材料出尽くし感から売り一巡後は切り
返した。
(ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)
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