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為替変動を意識しつつ内需系に

発行済 2015-06-11 12:29
更新済 2015-06-11 16:00
為替変動を意識しつつ内需系に
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;20335.16;+288.80TOPIX;1650.64;+22.41 [後場の投資戦略]  前日に一気に1ドル122円台に円高・ドル安方向に振れた円相場が1ドル123円前半に押し戻されていることが安心感につながっている。
また、直近の不安定な値動きの中で、日経平均の2万円処での底堅さが意識されていたことで、押し目狙いの動きもあったようである。
そのほか、明日の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を前に、オプション権利行使価格の20125円、20250円などをあっさり回復してきたことで、ヘッジに伴うインデックス売買なども入っているようである。
 日経平均は5日線を捉えてきており、そろそろ上値追いは慎重になりやすいだろう。
ただし、メジャーSQを前に仕掛け的な商いはなさそうだが、権利行使価格の20375円に接近する局面ではオーバーシュート気味な動きにつながる可能性もあるため、先物の動向には注視しておきたい。
また、インデックス主導の動きのため、中小型株などは手掛けづらいだろう。
前場同様、為替変動を意識しつつ、内需系に向かいやすい。

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