■通期の売上高は従来予想を9%上回り営業利益は12%上回る見込みに
東洋水産<2875>(東証プライム)は11月1日、急反発で始まり、午前9時30分にかけて7%高の5990円(410円高)まで上げ、大きく出直っている。10月31日の昼12時過ぎに第2四半期連結決算と今3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、発表後は売り買い交錯だったが、一夜明けて急激に買われている。第2四半期累計(2022年4~9月) の連結売上高は5月に開示した従来予想を10%近く上回り、前年同期比24.9%増の2129.40億円となり、同期間として過去最高を記録した。営業利益も従来予想を19%近く上回る489.78億円となり、前年同期比28.3%増加して過去最高を更新した。
今3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は今年5月に開示した従来予想を9.4%上回る4430億円の見込み(前期比22.5%増)に、営業利益は同12.3%上回る410億円の見込み(同37.9%増)に見直した。為替前提は1米ドル=144.00円とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)