8日の日経平均は反落。
181.81円安の18141.17円(出来高概算23億1000万株)で取引を終えた。
前日まで6営業日続伸で1400円近く上昇していたこともあり、目先の利益を確定させる動きとなった。
小反落で始まった日経平均は、その後、国慶節からの大型連休明けとなる中国への思惑から、一時18400円に乗せる局面もみられた。
しかし、上海指数は25日線を突破したものの、その後の伸びは鈍く、これを受けて利益確定の流れが強まっている。
また、円相場が1ドル119円台後半と120円を下回って推移していることも利益確定に向かわせている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
連休明け後の強い上昇が期待された中国市場の伸びの鈍さは、失望につながった感はある。
日経平均はほぼ安値引けとなっており、市場のムードは悪いが、直近で強いリバウンドを見せていた流れもあり、想定内の一服といったところであろう。
もっとも、インバウンド関連が軒並み利益確定の流れが強まるなど、個人投資家のセンチメントは冷まされている。
日本の政策絡みなど、次の柱が出てこないと、今後本格化する決算を前に、慎重ムードが高まりやすい。
米国では年内利上げ観測が後退しているなか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表する FOMC議事録(9月16日、17日分)に注目が集まる。
連銀総裁の講演なども相次ぐため、発言次第では混乱を招く可能性はある。
米国でもアルミ大手のアルコアから決算が本格化することも、手掛けづらくさせよう。
郵政上場を控えて、機関投資家は資金手当てに備えてヘッジ売り等も警戒されやすい。
今しばらくは、相対的に出遅れている銘柄等への循環物色が中心になりそうである。
181.81円安の18141.17円(出来高概算23億1000万株)で取引を終えた。
前日まで6営業日続伸で1400円近く上昇していたこともあり、目先の利益を確定させる動きとなった。
小反落で始まった日経平均は、その後、国慶節からの大型連休明けとなる中国への思惑から、一時18400円に乗せる局面もみられた。
しかし、上海指数は25日線を突破したものの、その後の伸びは鈍く、これを受けて利益確定の流れが強まっている。
また、円相場が1ドル119円台後半と120円を下回って推移していることも利益確定に向かわせている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
連休明け後の強い上昇が期待された中国市場の伸びの鈍さは、失望につながった感はある。
日経平均はほぼ安値引けとなっており、市場のムードは悪いが、直近で強いリバウンドを見せていた流れもあり、想定内の一服といったところであろう。
もっとも、インバウンド関連が軒並み利益確定の流れが強まるなど、個人投資家のセンチメントは冷まされている。
日本の政策絡みなど、次の柱が出てこないと、今後本格化する決算を前に、慎重ムードが高まりやすい。
米国では年内利上げ観測が後退しているなか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表する FOMC議事録(9月16日、17日分)に注目が集まる。
連銀総裁の講演なども相次ぐため、発言次第では混乱を招く可能性はある。
米国でもアルミ大手のアルコアから決算が本格化することも、手掛けづらくさせよう。
郵政上場を控えて、機関投資家は資金手当てに備えてヘッジ売り等も警戒されやすい。
今しばらくは、相対的に出遅れている銘柄等への循環物色が中心になりそうである。