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TDKの目標株価を上方修正も今後の事業戦略に要注目、SMBC日興証券(花田浩菜)

発行済 2016-12-16 11:36
更新済 2016-12-16 12:00
TDKの目標株価を上方修正も今後の事業戦略に要注目、SMBC日興証券(花田浩菜)
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こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。


SMBC日興証券はTDK (T:6762)の目標株価変更を発表、12/16付け「Opening Bell」にレポートを掲載しています。


SMBC日興証券では同社の『目標株価を5,800円から8,200円に引き上げる』としていますが、これは『為替前提を1ドル=110円、1ユーロ=120円に変更(従来100円、110円)』したことがおもな要因のようです。

同レポートでは、『目標株価の上方修正額2,400円のうち、約2,100円が為替前提の変更、残りが17/3期2Q実績を踏まえた弊社業績予想の見直しによるものである』と伝えています。


同レポートによれば、『同社は、単品部品事業としては最も収益性の高い高周波部品事業を売却し、それを原資にM&Aや積極的な設備投資を通じて事業ポートフォリオの組み替えを行っている』とのこと。

ただ、単なる買収だけでは『高周波部品の利益の穴埋めには不十分』で、『シナジー効果とそれを発揮するまでの時間軸が重要になろう』と指摘。
今後の『事業戦略が明確になっていないことから、投資評価は「2」を継続、同社からの開示を待ちたい』としています。


詳しくは12/16付けの「Opening Bell」をご覧になってみてください。


また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。


花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。


フィスコリサーチレポーター花田浩菜


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