*本文の最後から2段落目の表記を一部修正して再送しました。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 9783.92(‐ 7.79)
前営業日終値 9791.71(+108.30)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2126.75(‐ 6.40)
前営業日終値 2133.15(+ 30.51)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1065.49(‐ 3.27)
前営業日終値 1068.76(+ 16.13)
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[ニューヨーク 17日 ロイター] 米株式市場は4日ぶりに小反落。このところ堅
調な内容の経済指標が相次いだものの、最近の相場の上昇は行き過ぎとの懸念が高まっ
た。
アナリストによると、S&P500が3月上旬の安値水準から58%上昇する中、投資
家は、一段の上昇が妥当かどうかを見極めようとしている。
金融、エネルギーなど最近の上昇を主導してきたセクターが売られ、アメリカン・エキ
スプレス(アメックス)
ぞれ下落した。
ダウ工業株30種<.DJI>は7.79ドル(0.08%)安の9783.92ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は6.40ポイント(0.30%)安の2126.75。
S&P総合500種<.SPX>は3.27ポイント(0.31%)安の1065.49。
9月の米フィラデルフィア地区連銀業況指数は予想以上に大きく上昇して2007年6
月以来の高水準となり、景気回復への期待感が強まった。
このほか、8月の住宅着工・許可件数も昨年11月以来の水準に増加。新規失業保険申
請件数は前週から予想外の減少となった。
ウェドブッシュ・モルガンのマネジングディレクター、スティーブン・マソッカ氏は
「買われ過ぎており、極めて調整が入りやすい状況だ」とした上で、「ただ、出てくるの
は明るい材料ばかりだ」と話した。
ナスダックではオラクル
上高が予想を下回ったことを嫌気した。
アメリカン航空の親会社AMR
を明らかにし、より高い利益を上げられる路線にシフトする方針を示したことが支援材料
となった。航空株指数<.XAL>は1.8%高。
一方、フェデックス
2.2%下落。同社はまた、燃油サーチャージからの収入の落ち込みを相殺するため、
輸送料金の値上げを計画していることを明らかにした。
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