21日午前の東京外為市場では、ドル・円は113円73銭付近。
日本株高を手がかりにドル買い・円売りの流れとなり、113円台後半まで上昇した。
ドル・円は113円09銭で寄り付いた後、日経平均株価の上げ幅拡大を背景にドル買い・円売りが続き、一時113円66銭まで上昇した。
その後、日経平均株価が前引けにかけて伸び悩んだことで、ドル買い・円売りは一服。
113円50銭付近で横ばい推移となった。
ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を拡大しており、目先の株価一段高を見込んだドル買いは入りやすい。
ただ、利益確定売りなどが出やすい水準のため、目先の上昇ペースは緩やかになりそうだ。
ここまでのドル・円の取引レンジは113円09銭から113円66銭、ユーロ・円は120円00銭から120円32銭、ユーロ・ドルは1.0579ドルから1.0616ドルで推移した。
【要人発言】
・豪準備銀(2月7日開催分議事録)
「豪ドル高は経済の均衡を複雑にする可能性がある」
「豪ドルは商品価格の上昇に支えられ若干上昇した」
「金利据え置きは経済成長やインフレ目標と合致」
「中期的なインフレ見通しは引き続き安定」
・メキシコ中銀副総裁
「政策決定ではインフレ動向を重視」
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「3月利上げは排除せず」