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オプティム Research Memo(6):創業以来18年連続増収へ、期中のタイムリーな投資を可能にする柔軟予算編成

発行済 2017-08-04 15:22
更新済 2017-08-04 15:33
オプティム Research Memo(6):創業以来18年連続増収へ、期中のタイムリーな投資を可能にする柔軟予算編成
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■今後の見通し

● 2018年3月期の業績見通し
オプティム (T:3694)の2018年3月期通期の業績予想は、売上高で前期比20.7%増の4,000百万円と大幅増収を予想する。
各利益に関しては、予想に幅を設け、営業利益で1百万円~800百万円、経常利益で1~800百万円、当期純利益で1~496百万円となった。


同社の営業利益率は2016年3月期に20.5%、2017年3月期に20.7%と20%台の実績があり、売上高予想4,000百万円に対しては800百万円(20%)が本来妥当であり、この値が今回予想の上限である。
一方で、同社を取り巻く業界は参入や競争が激化しており、先行者として技術的なリードを保ち、いち早く事業化を達成するためにはそれなりの先行投資が必要となる。
これまで、期中に持ち上がった開発案件や持ち込まれるアライアンス案件は先送りになってきた経緯があった。
利益の範囲内で、思い切った財政出動をしたケースが予想の下限となる。


弊社では、第4次産業革命が勢いを増す中、AI・IoT関連技術でトップを走るベンチャー企業にとって、コア技術の向上や各業界プレーヤーと用途開発をタイムリーに行うことは非常に重要であり、利益の範囲内で投資を増やすことができる柔軟な予算編成は、妥当であると考える。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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