[東京 20日 ロイター] - 松野博一官房長官は20日午後の会見で、9月までに新型コロナウイルスのワクチンを4回接種した高齢者などは、接種間隔の3カ月への短縮が決定した場合、年内にオミクロン株対応ワクチンの接種が可能になるとの見解を示した。
松野官房長官は、接種間隔について「厚生労働省の審議会で5カ月以上から3カ月以上への短縮について議論している」と説明。3カ月以上への短縮が決まった場合には「9月までに4回目の接種が終了した高齢者などは、年内にオミクロン株対応ワクチンの接種が可能になる」と述べた。
一方、新型コロナウイルスの感染者数について、直近1週間においてどの地域でも増加に転じているとし「今後の増加速度や増加が継続するかなどについて、注視する必要がある」と語った。